Do it your self
■ 自分でやってみよう!

D.I.Yについて

D.I.Y.とは"DoItYourself"の略称でつまり「何でも自分でやってしまおう!!」ということです。
昔と違って最近は近辺のホームセンターで大抵の工具や材料が簡単にかつ安く手に入るようになりましたから、素人の人でもその気にさえなれば大抵の作業は自分で出来ますし、多少の仕上がりの難さえ気にしなければ十分に対応できます。

またその多少の難も実際に使用(生活)すればそれほど気にならないものです。 一部自分で行いにくい項目もありますが、実際にはガス工事と給湯工事以外はわりと簡単に出来ます。
当然日本には電気工事法等の規制がいっぱいあり、一部は違法工事となりますが、各リフォーム業者の立場からしても日本には規制が多すぎてそれがかえって工事費を高くさせている要因の一つにもなっているようです。

アメリカなどでは職人が大工、水道、電気、ガス等の工事を全部やってしまい、また使用する材料も日本のように通 産省関連(例えば日水協)等の規制も無く、日本で売られている物よりもはるかに安く手に入るらしいです。
またこれは日本のユーザーの責任もあるのですが、海外では資材の多少の傷や傷みに対し寛大で、どうせ使えば傷が入るとのことで、ユーザーもあまり気にしなくその分メーカーの製造管理コストも大幅に軽減されているようです。

日本の場合は少しでも傷、汚れなどがあればすぐにクレーム、交換等になりますのでその分高くなっているのも事実です。
ですから輸入の資材・部材等は一部の低価格の直輸入品を除き海外のメーカーでも日本向けのものは検査を厳重に行い、また梱包も何重かにしてそのクレームから逃れようとし、その結果 輸入価格も割高になっています。
D.I.Y.の魅力は、いかに安く簡単にかつ自分の好みに仕上げるかと云う事だとおもいますが、せっかくの趣味にまで規制の網ははかけられたくないものですね。

■D.I.Yの歴史
今日、DIYが新しい意味をもって注目されるに至ったのはヨーロッパにおける第二次世界大戦 後の荒廃した都市、住宅の復興運動にあります。
イギリスにおいて、"DIY"を合言葉に市民運動が起こり、住宅の修理、改善に関する情報誌 「Doityourself」が発刊され、人々の生活の中にDIYの思想が定着していきました。
1960年代中頃にアメリカにおいて消費者ニーズをもとにした住関連の商材を総合的に品揃えし た本格的DIYホームセンターが出現します。
日本では、1972年に大型ホームセンターが生まれました。 我が国における住関連のマーケットは、長い間大工・左官・建具・電気等専門家の手にゆだね られていたましが、これを機にメーカーによる消費者の使いやすい道具や材料の開発も加えて、急速に産業として発展していったのです。
したがって、DIYの概念そのものは人間の本能に基づく非常に広範囲な行動様式であるが、DI Y産業としての概念は、第一義的には"住まいの補修・改善・維持・管理を自らの手で行う"こと に関する産業といえるでしょう。


 

リフォーム

今の時代はリフォーム時代といわれ、メンテナンスと同じくいろんな面で見直されています。
大体築15年がメドといわれ、その間何もやっていなかったつけが家のいたるところに現れます。今回は自分で出来るリフォームを基準に作成していますが、なかなかそう簡単にはリフォームは出来ないと思われます。業者の長年の技術を少しでも伝授できれば幸いです。
質問などがございましたら、お気軽にご相談ください。

より安くリフォームするには

(1)まずは当たり前のことですが、自分で出来ることは自分でやりましょう。このサイトに書かれている内容でやれればこれにこしたことはありません。

(2)出来ないことは業者にお任せ!その時の注意点として良心的な業者を探すことです。当社のすてきな仲間たちをご利用ください。

(3)業者を選ぶときの注意点として、まず一度匿名で電話をかけましょう。匿名で対応してくれないところはちょっと用心したほうがいいかもしれません。良心的な業者は匿名でも対応してくれると思いますので。(電話をかける側もマナーを守り、何が知りたいのか要点を絞ってかけるようにしましょう。)

(4)あとは見積りをとって、内容と金額にあった業者に頼みましょう。

当社では匿名で数社(3社程)の見積りをおすすめしております。くわしくは失敗しないための『見積り編』をご覧ください。

やさしいリフォーム

ここではプロに頼まないで自分でできる簡単なリフォームを紹介しています。なるべく自分でできることは積極的にやって見ましょう。

網戸の張り替え
網戸の張替えをしましょう。やってみると意外と簡単です。業者に頼む半額以下で出来ると 思います。

■用意するもの
・新品の網戸張りかえ用の網(実際のサイズより大きめにお買いください)
・網押さえゴム(ゴムビートとも言います)・ツインローラー(押し込み用ローラー)
・掃除用ブラシ・カッター・クリップ(網戸の枠が挟めるもの:洗濯バサミでも可)
*すべてホームセンターなどで手に入るはずです。

※購入時の注意
・網の大きさは、網戸の枠より、上下左右に10cm以上余裕がでないとかなり苦しいはず。押さえゴムの太さは、今まで入っていた奴をちょっと切って持っていけば間違いないでしょう。
ちなみに太さは3.5mm、4.5mm、5.5mm、6.8mmの4種類あるので、適当に買ってこないように。
・押さえゴムの長さは、網戸の枠の長さにあわせて買うこと。
ただし、押し込む際に結構伸びるので、余裕をもって買わなくても、途中で足しても大丈夫です。
・ツインローラーは絶対必要です。

■張り替えの手順
1.古い網をはずします。 押さえゴムをとります(ドライバーなどで引っかけゴムを引き上げましょう)。全部取ってしまいますと網も簡単に取れます。取れたら、押さえゴムの溝をブラシで掃除しておきましょう。

2.新しい網の準備 枠の上に新しい網を置きます。短い辺の一方をクリップで仮止めします。

3.押さえゴムを押し込む 右利きの人は反時計周り(左回り)になるように、先程クリップで止めた短い辺から、 押さえゴムを押し込みます。

この時空いている手は網を短い辺の窓枠の上から軽く押さえ て、網が斜めになっていかないようにします。
次に長い辺。とにかく今止まっている状態をそのままに、押さえゴムを押し込みます。 先程と同じように、空いている手は網を軽く押さえます。手伝ってくれる人がいる場合 は、網に乗っていてもらうといいでしょう。

残りの2辺も続いて入れます。今度は空いている手で網を押さえられないので、クリ ップか手伝いの人に持っていてもらいます。
端っこはローラに爪みたいのが付いて いるので、こいつで押し込みます。 全部入った後、もう一度ローラーで押さえゴムを押さえな おします。ここはキチンと確認してください。 ゴムのあまりを更に押し込んで完成

■仕上げ 最後に余分な網をカッターで切ります。網を引っ張り気味にすると、ときれいに切れます。
良くきれるカッターでやらないと、余計なヒゲが残ります。窓枠はアルミ素材なのでカッターでも簡単に傷がつきますので,注意しましょう。

壁紙の貼りかた
壁紙の貼り方は、はじめは難しいものですが、手順とコツさえつかめば、以外と簡単に出来るようになります。一度、試してみてはいかがでしょうか。慣れないうちは無地に近いもので、柄を合わせなくても良いものを使うのが良いと思います。部屋の様子が一新されて、気分も変わることでしょう。

■こんな道具が必要です
押えバケ、のり用はけ、地ベラ、錘(おもり)、糸、金属性定規、カッター、はさみ、踏み台

■壁の材質を確かめましょう。壁に使われている材質によって下地作りが違ってきます。 モルタル、しっくい壁・・・壁の穴やひび割れは予めパテで補修しておきましょう。水性つや消しペイント・・・ペイントのはがれかかったところはサンドペーパーで落としておきます。 化粧合板・・・木工用ボンドを水で薄めて全面に塗り、乾いてから壁紙を貼ります。 砂壁、繊維壁・・・ベニヤ地に作り直したり、壁押さえ用シーラーを使うなど、下地調整 をしてから壁紙を貼ります。

■部屋の見取り図(展開図)を書きましょう。まず壁のサイズを測り、壁紙が必要な量 を見積もります。壁紙の大きさは、実際の壁より5cmづつ大きく見てください。継ぎ目をどこにしたら良いかなど、図面 に書き足します。

■壁紙を買いましょう。壁紙を取り扱っているお店へ出かけましょう。その時に、先ほど描いた図面 を一緒に持っていくことを忘れずに。継ぎ目の部分などについて助言してもらうのもいいのではないでしょうか。意外といろいろ教えてくれるかもしれません。 壁紙には3タイプあります。 のりなし壁紙・・・自分でのりを貼るタイプ再湿壁紙・・・裏面 に水をつけて貼るタイプ粘着壁紙・・・裏紙を剥して貼るタイプ。シールタイプは粘着力が強くて張りなおしが効かないのであまり薦められません。

■古い壁紙をはがしましょう。壁に古い壁紙が貼ってある場合、古い壁紙をはがします。壁紙は2重になっていて、壁紙をはがしていくと、壁紙の表面 がはがれ、あとに薄い紙が残ります。これはそのまま壁紙の下地となりますので、この上に新しい壁紙を貼りなおします。

■裁断をしましょう。無地の壁紙は、壁の高さ+5cmに裁断します。柄物は柄に合わせて少し大きめに取りましょう。

■壁に印をつけましょう。壁紙をまっすぐに貼るために、壁に垂線を引きます。錘のついた糸で垂線をつくり、それ沿って線を引くと良いでしょう。

■いよいよ壁紙を貼ります。壁紙を貼る時は、まず上の部分を貼り、壁紙と壁の間に空気が入らないように、中央から下に刷毛を動かし、次いで中央から外側に向かって、左右下方に刷毛を動かします。壁の上下の余った部分は、竹べらや金属の定規などでしっかりと押さえ、カッターで余分な部分を切り落とします。

2枚目からの壁紙は、一枚目と2〜3cm程度重ねて貼っていきます。
最後に1枚目と二枚目の折り重なった部分を定規などをあててまっすぐに切り落とします。この繰り返しで貼っていくのですが切り落とす作業が一番難しいので注意してください。


その他のリフォーム

床について
床仕上げの種類
1.木質系
一般的に多い木質系の床には、フローリングがあります。
利点は、ほこりがたたず掃除しやすい、強度があり生活しやすい、その他汚れが付きにくい等。欠点としては、すべりやすい、傷が治りにくい、床鳴りがしやすい等です。

フロア材の色は大きく分けて3種類に分けられ、ライト系、ミディアム系、ダーク系があります。
一般にはミディアム系が主流ですが、ダークの場合は部屋が暗いイメージになりがちになります。逆にライトの場合は部屋を明るくする意味で、子供部屋によく使われています。

工法としては基礎の土台に梁を組み、ベニヤなどを打ち付け、その上に接着材を併用して打ち付けます。

材料には、ブロック状のものと板状のものがありますが、一般に板状のものが用いられています。現在フローリング材の主流は12ミリの厚みですがそれを15ミリとか18ミリとかの材料を使用するほうが床鳴りも少なくがっしりした床になります。
木質フロアのメンテナンスはまずワックスがけが一番大切です。
最初のワックスがけを厚めにかけておくと傷が付きにくくなるし、汚れも簡単に取れるようになります。また傷が出来た場合、クレヨンパテ等で埋めてやれば目立ちにくくなります。
2階の部屋をフローリングにするには、階下の部屋へ音が響くので防音処理する必要があります。(現在はメーカーから2階専用のフローリング材があり防音効果 に優れている。)

2.繊維質系床材
繊維質系床材はカーペットやパンチカーペット等です。それらの利点は、柔らかい、暖かい、音が響きにくい、張り替えが簡単であることです。
欠点として上げられるのは、汚れやすい、ダニなどが付きやすい、掃除がしにくい等です。またパンチの場合、こすると火傷するという欠点もります。
パンチは一番安い材料でよく子供部屋などに使用されていますが、なるべく人の利用の少ない納戸等での使用のほうがいいかもしれません。

カーペットの施工の方法には大きく分けて二種類ありますが、一つはコンパネなどの上にノリ貼りする方法、もう一つはフェルト等の下地材を敷いてグリッパーで固定する方法です。
前者の場合簡単かつ低コストですが足触りはそれほど良くなく、また張り替えの時下地のベニヤがめくれてかえって手間がかかる事もあります。

後者の場合は感触も良く、張り替えも簡単ですみます。また最近カーペットの裏にクッションを裏打ちしたものをノリ貼りするものもありますが、それらは張り替えの時、クッションをめくるのに貼る以上の手間が掛かるので、あまりおすすめ出来ません。

メンテナンスの方法としては、こまめに掃除機をかけ時折薄い中性洗剤をつけた雑巾等で拭き取り、その後よくしぼった雑巾で拭き上げる事です。

3.樹脂系床材
樹脂系床材とはクッションフロアやリノリゥムシート等のことです。
これらの利点は、掃除がし易い、水に強い、コストが安い等が上げられ、特に2番目の理由で水廻りに使われる事が多いです。
欠点は割と表面が弱い、掃除をよくしておかないと表面がべとついてくる、張り替えが予想以上に手間である、等が上げられます。 施工の方法は殆どの場合ノリ貼りで、両面テープで貼る方法ありますが、すぐに延びてきてボコボコと浮き上がってしまいます。

材料として裏が紙打ちのものは、張り替えのとき裏紙が取れず大変な苦労があります。
業者によっては嫌がって前の床材をめくらずその上に重ね貼りする場合もあり、その場合使用しているうちに下のシートの柄の形が浮き上がってきます。無地の場合は良いのですが柄物の場合は避けた方が良いでしょう。
布打ちの場合、コストは多少高くつきますが強度もあり、張り替えも簡単です。 メンテナンス方法は中性洗剤を使用しますが、その他ワックスをかける事も重要です。ワックスをかける事により汚れも付きにくくなり掃除も楽になります。

4.タイル・石材 これはあまり木造住宅には適していません。どうしても木造の場合建物自体のひずみが大きいので、タイル・石等を床に使用した場合、すぐに浮いてきたり割れたりして通 常モルタル地(砂とセメント)でなければ施工出来ないといわれています。
(玄関の土間や浴室の土間で使用するくらい)また、コストが高くつき材料によって異なりますが平米当たり二〜八万円ほどかかります。

壁について
壁の工法大きく分けて真壁と大壁の2種類があります。
真壁は竹を組んで土を塗り、断熱・耐火・防音等の機能がありますが、現在は竹組み職人の不足もあって殆ど行われないようになり現在では一部田舎の大邸宅で行われている程度になっています。
また工期も1行程ごとに乾燥が必要なので時間もかかり、職人と呼ばれるには5〜6年以上かかるそうです。

大壁は現在主流の工法で柱組みの間に断熱材を入れ、ボード・ベニヤ等で両面からはさみこ む工法です。 壁の仕上げ大まかに分けると3つの方法に分けられます。
一つは化粧の仕上がった合板で仕上げる方法、次にボード・ベニヤ等で下地をしてクロス等で仕上げる方法、そしてもう一つはシックイ・ジュラク・綿壁等の左官で仕上げる方法です。塗装仕上げの方法もありますが一般 住宅ではあまり行われていません。

化粧合板の種類
高級な突き板を貼ったものや印刷されたプリントシートを貼ったもの、工場でクロスのような材料をあらかじめ貼り付けたものなどがあります。
厚みは2.7ミリから5.5ミリまであり、一番多いのは4ミリのタイプです。当然厚いにこしたことはないですが、4ミでもなんとか支障はありません。

クロス貼りの下地
石膏ボードが一般的で一番多く使われています。厚みは9ミリと12ミリの2種類があり壁にはおもに12ミリのものが使用されます。マンションの殆どや安い建て売りでは9ミリが使われている事もありますが、9ミリの場合ヒジがぶつかるだけで穴があいてしまうことがありますので、出来るだけ12ミリを使用した方がいいでしょう。

シックイ等の土壁
下地としてラスボードを張ります。そして一旦プラスター等で下塗りして乾燥させてから仕上げ塗りをします。シックイは年々減って来ており現在の多くは綿壁が中心ですが、綿壁の場合表面 が弱く、掃除をした時削れたり、埃が付きやすい欠点もあります。利点としては安価で種類が多いことです。
ジュラクの場合は最近のものは硬化剤も含まれていて表面も頑丈で味深いものでありますがコストは高くつき、模様も無くただ色合いだけの選択となります。

天井について
天井の材料大きく分けると3つに分けられます。
1つはクロス仕上げもう一つはジプトン等の化粧ボード仕上げ。 もう1つは和室等に使われる木製の天井です。

そしてより豪華にするための和室用の格天井、洋室用の飾天井があります。 クロス仕上げの場合一般 に9ミリのボードが下地に使われます。
壁との納まりは一時底目地を取る方法もはやりましたが、現在は廻り縁で見切るのが主流です。 化粧ボードの場合下地の桟を打つかボードを下張りするかしてタッカーか釘等でボンド併用で止めます。
化粧ボードにも種類があって、表面にプリント処理したものはよく建て売りなどに使用されます。その他ボードの平板のもの、立体的になっているものもあります。
特に立体的なものは重厚な味のものがあり、周囲には平板を使用し廻り縁との納まりをきれいにします。
和室の木製の天井の場合大きく分けて2種類あり、竿縁を付けて天井板を少し重ね打ちしているものと、底目地を取って平坦に仕上げるものとがあります。
前者は狭い和室や逆に技巧を凝らした和室に使用され、後者は一般的な和室によく使われます。
またそれらの材料は今までは突き板が多かったのですが現在は印刷ものが多いようです。
また最近和室にも洋室にも使える木製の天井材も出ていて、使い方によっては面白い効果 があります。

天井のメンテナンス
クロスの場合は他のクロスと同じように軽く雑巾掛けが出来、プリントのものも同じく雑巾掛けが出来ますが、普通 のボードまたは木製の場合はシミになりやすいので埃をはらう程度にしておかなければなりません。

外壁について
外壁の種類
種類としてカキ落とし、吹き付け塗装板張り、軽量コンクリートパネル、金属製パネル、シックイ仕上げ、タイル貼り等の方法があります。

カキ落とし
モルタルカキ落とし、リシンカキ落とし等があり以前一番よく使われていた安価な方法ですが、デザイン的に見劣りし、上からの吹き付け塗装がうまくいかないなどの理由で現在はあまり行われなくなっています。

吹き付け塗装
現在一番よく使われていて特に最近はゴム系のボンタイル吹き付けが多く、その場合壁のモルタルの小さなヒビはゴムの延びで隠れてしまう利点があります。
ただしそれもほんの小さなヒビの場合で、少し広がればどうしても出てきます。一時、強いということでセラミックス塗装もありましたが、ヒビ割れ、細かいところでの水漏れ等の問題があり現在はあまり使われていません。

板張りの壁
焼き杉等が多いですが、内装材と違って外壁の場合はムクものを使用しますのでどうしても後々のひび割れ、隙間等が現れます。
しかし本物の味は良く、年々深い色に変わっていく良さがあります。ただし防火地区等使用出来ない地域もありますので注意が必要です。

軽量コンクリートパネル
工事が容易、工期が短い等の理由で工場で化粧処理されたものが一時はプレハブ、現在は一般 の木造住宅でも使用されるようになりました。
ものによっては本物のタイルを貼ったようなものもありますが、やはり近くで見ると質感に乏しいところがあります。
また改修のおり、吹き付け模様の場合は上から簡単に吹き付けが出来るでしょうが、柄模様の場合改修が大変だと思います。

金属製パネル
以前から店舗やビルなどで使用されていましたが、最近いくつかのメーカーが住宅用に販売を始めています。まだ年数もそれほど経っていないのでなんとも言えないのですが、これまでの店舗等の経験では上から塗装も着きにくく改修の場合全部やり直す必要がある可能性があります。

シックイ仕上げ
現在普通の住宅ではほとんど行われていません。外装の場合下地も本物の土壁にする必要がありますから、これからもどんどん減って来ると思われます。

タイル貼り
豪華な仕上がりになりますが、艶のあるものや角ものは好みによりますがかえって安っぽい仕上がりになる場合もあります。タイルを貼る場所は玄関廻りが多く、やはりボーダータイルで出来れば厚みの変化のあるタイルが一番品良く仕上がります。

塗装部分について
建物の塗装部分
外壁、ベランダ等の手すり、鉄板の屋根・庇、その他鉄の部分がありますが、建物の外壁以外は殆どペンキ仕上げで行われています。

建物の外壁
ここをクリック→失敗しない屋根・外壁の塗装  塗料の種類とその品質

ヒビ割れ、汚れ等の状況を見計らって塗装し直すことになります。大体10年過ぎ位 が一つの目安ですが、改築・増築の時にもいい機会でしょう。どうしても壁を接いだり、大きく補修したりすると部分的な塗装の補修では色が合わず、よく似せてもすぐにくっきりとその色の違いが出てきますので要注意です。

ペンキ部分の塗装
目安としてペンキの艶が無くなってきた頃でしょう。だいたいサイクルとしては5年位 で、少しでもサビが出てきたら早めに補修した方がいいです。特にパイプ物はサビるとパイプの内側までサビてペンキで外側を塗装してもすぐにサビが出てきたり塗装がめくれてきたりするので注意しましょう。

アルミの場合
塗料が付かず塗装してもすぐにめくれてきますのでアルミの場合は交換しかないようです。

ベランダについて
古い建物の場合はアスファルト防水が多く、最近の建物の場合はシート防水が主流です。しかし建物自体の動き・歪みが起こるのでアスファルトの場合はもろく、シートの場合でも経年変化でシートが硬くなり割れやすくなります。

補修の方法
目立つ部分にコーキングしてそれから防水塗装をするのが一般的です。防水塗装も以前のものは穴が明きやすく夏になると中の空気が膨張して泡となりそれが穴の原因にもなっていましたが、最近は改良され厚塗りが出来て硬くかつ滑りらくいものが出来ています。ただし防水塗装はあくまでも簡易処置で、5年前後しか持たなく最終的にはモルタルをめくって全部やり替える必要がでてきます。

外塀について
最近は殆どがブロック等の使用が増え、木製のものはめっきり減ってきました。

ブロックの場合
普通のブロックと化粧ブロックの2種類があります。普通のブロックそのままでもいいのですが、味気がなくやはり上塗りをしたくなります。化粧ブロックは最近デザインも多様化してきて、コストもわりと安く、手入れも簡単なのが魅力になってきてます。

普通のブロックの仕上げ方法
建物と同じように一旦モルタルで下塗りをしてカキ落としや吹き付け等で仕上げます。その場合注意しなければならないのは外塀の場合、特に泥のはね返りや地面 からの湿気が多いので下の20センチ位は仕上げずモルタルのコテ押さえくらいでとどめておきましょう。

その他タイル貼りもありますが、出来る限り湿気に強いもの(屋外用)を選び、衝撃でも落ちにくいよう目地詰めは必ずやってきましょう。

キッチンについて
1.キッチンの種類
キッチンの分類大きく分けて簡易キッチン(単体のセットでカウンターもボックスごとに離れているもの)とシステムキッチン(カウンターが1枚に繋がっているもの)の2種類に分かれます。

システムキッチンの種類
大きく分けて3種類に分かれ、完全オーダーキッチン、セミオーダーキッチン、規格型キッチンがあります。 完全オーダーキッチンは呼称の通りすべて別注のキッチンですがコストが高く、部材の寸法誤差も大きく、オプション的な融通 性がないなどの問題もあります。
セミオーダーキッチンは現在一番多いタイプで、各種の部材がいろんな仕様で用意され、それらを自由に組み合わせることが出来ます。精度も安定し多くのオプションを選べ、また現場にあった寸法で自由にレイアウト・加工が出来ます。但し受注生産なので発注後3〜4週間の納期がかかります。

規格型キッチンはいくつかのパターンの中からしか選べなく、寸法等の制限があります。オプション類は少しずつ増えてきてますが前者に比べるとまだまだ少ないのが現状ですが、メーカー在庫があるものが多く納期は一番早くて価格も安い。
一時輸入キッチンが高級キッチンともてはやされた頃もありましたが、現在では国産メーカーも品質・デザインとも良くなり、またメーカーによっては良い部品は輸入品を使用したりして輸入キッチンに負けないものとなっています。
また使い勝手も日本人に合ったものとなり、生産管理も良くクレームが少ないなどのメリットがあります。
一方輸入品は価格が高く納期もかかり、製造の管理もむずかしいので最近は殆ど使われなくなってきています。

2.キッチンの設備
水栓金具最近はシングルレバーの混合水栓が殆どで、物を持ったままでも操作が出来て大変便利になっています。浄水器や創水器も最近よく使われるようになり、普通 の水栓と兼用のものと単独の水栓を使うものの2種類がありますが単独水栓の方が便利です。
また台のうえに置くタイプと箱の中にしまえるタイプがありますが後者の方が目立たずすっきりします。 コンロ電気のものとガスのものがあります。
安全性は電気の方が良く、中華等の火力のいる料理にはガスの方でなければ間に合わないようです。
又最近のガスコンロにはテンプラ用の温度感知の安全装置が付いているものが殆どです。

コンロには3口と4口のものがあり3口の方が鍋等がぶつからず使いやすいようです。魚焼きグリルも片面 焼きと両面焼きの2種類ありますが両面焼きの場合構造上大きな魚が焼けないものが多いので購入の際は注意しましょう。

システムレンジ
最近は電子レンジ付きのものが多くオーブンと電子レンジが一つにまとまるので大変便利になっています。なおコンロやシステムレンジは国産の場合カウンターの開口の大きさも位 置も殆ど同じになっているので後々の入れ替えも簡単にでき、その点は便利です。

レンジフード
プロペラファンのものとシロッコファンの2種類があります。吸引力は前者の方が強く、レイアウトや建物の構造上どうしても開口出来ない場合に後者は便利です。

食器洗い機
一時食器乾燥機がはやりましたが最近は食器洗い機の利用が大変多くなりました。入れておくだけで手洗いよりもきれいに仕上がるし、そのまま入れておいて次に使うときに出せばよいので大変便利です。
ただ注意しなければならないのは高温の湯を長時間勢い良く吹き付けますので、高級な漆器やクリスタルなどには使用しないようにしましょう。
冷蔵庫最近システムキッチン用のものが出ていて、幅60センチにぴったり入るものがあります。
冷蔵庫を選ぶとき注意しなければならないのはその扉の開き勝手です。システムキッチン用は右用と左用が販売されていて自由に選べるものが多く、大型の場合は1タイプのみですが両開きが殆どなのであまり問題はありません。
冷凍室はドア式と引き出し式がありますが、引き出し式の方が使いやすく容量も多く入ります。

3.レイアウトのポイント
キッチンレイアウトを考える場合一番重要な事は当然使い勝手でしょう。まずレイアウトの基本的な分け方としてI型、L型、U型、平行型があります。

それらは完成時の平面上の形から分けられるものですが、型によっての特別な問題はあまりありません。要は部屋の形・広さ、窓の位 置、それから予算、お客様の好みによってそれらの中から選ばれます。

DK、もしくはLDKの場合、一般的に一番効率の良いのはL型でしょう。また部屋が広くそれなりのボリューム感を出す場合にU型がいいかもしれません。

U型、平行型の場合はその間隔が重要になってきます。広すぎても使いにくいし、狭すぎると人が来たときに2人入れなくなり、一般 的には120センチ位が目安になってます。 コンロの位置大抵、端よりにありますが横の壁より最低15センチ、出来れば30センチ以上は空けておいてください。

調理中のものを置くのにも便利ですし、何と言っても壁の汚れが少なくなります。又コンロとシンクの間は最低45センチ以上必要で、調理スペースとして重要になってきます。
またカウンターが人工大理石の場合、L型やU型キッチンでは角からコンロを出来るだけ離す方がよく、温度による熱膨張が大きいので角近くにコンロを設置すれば角の部分でカウンターのひび割れが起こりやすくなります。

ドア(キッチン)のサイズメーカーによって違いますが大抵5センチ刻みくらいでの種類があります。
15〜60センチが多く、50センチより広い扉は使い勝手がわるく避けた方がいいでしょう。

4.キッチンの改装
キッチンだけの改装にはそれほどの工期はかかりませんが、どうしても同時にいくつかの部分を改装する必要があり、その場合何週間もキッチンが使用出来ない場合があります。

そんな時のために仮設のキッチンを設けてみましょう。ベランダとか縁側に流しを一つ置き仮設の水道を引くことは意外と簡単です。ただしガスの仮設はむずかしいのでプロパンかカセットコンロで代用しましょう。
タイルを貼ってからキッチンを取り付ける場合、タイルとカウンターの間から水漏れし建物を傷めてしまうことがあります。
いくらテープを貼ったりコーキングをしてもすぐに開いて水漏れが起こりやすいので、必ずキッチンを設置してからそのカウンターのバックガードにタイルが乗るようにして、それからコーキングをした方がいいでしょう。

バスルームについて
浴室には2つのタイプがあり、従来工法の湿式と、最近流行の乾式のユニットバスがあります。

従来工法
従来工法の湿式の欠点はいくら防水しても湿気が回りやすく、浴室の周囲の木部を痛めてしまうことがあり外へのシミ出しや壁内部の断熱材の劣化が起きやすいことです。
長所は規格にとらわれず自分なりのデザインができ改築もできることです。 乾式のユニットバスユニットバスは従来マンションなどに使われていて戸建てでは一部のプレハブを除きあまり使われていませんでしたが、内装等の質感の向上、窓・出窓などオプションの品揃えがユニットバスの普及に大いに貢献し最近のハウジングメーカーの殆どがユニットバスを使用するようになりました。

ユニットバスの利点は何と言っても防水力の良さで、2階でも心おきなく使用ができ、工期も大幅に短縮されます。ユニットの欠点と言えば規格のパターンからしか選べないということです。
浴槽の種類種類としては、ポリバス、ホーローバス、ステンレスバス、人工大理石のバス、そして最高級品として檜の浴槽などがあります。
ポリバスは一番安いのですが汚れやすく、色あせし、ぬるぬるしやすく、長く使っているうちに湯の熱でぼこぼこになる等の欠点があります。
ホーローバスはすべりやすく、重たくて、日が経つうちに表面に細かなヒビが入りやすく色あせやそこからサビが出てくる欠点があります。
ステンレスバスは滑りやすく、断熱処理はしていますが表面の手触り・温度が不快感を与える欠点があります。
現在主流となっているのは人工大理石のタイプで種類も多く、施工性も良く、価格もバラエティに富み、一番多く使われています。
檜バスは価格が高く一般の住宅では殆ど使われていません。

浴槽のタイプ最近は和洋折衷型が増えてゆっくりした姿勢で肩までつかることが出来ますが、一般 的には1200タイプの大きさ位がちょうどいいといわれています。
内装の種類湿式の場合、タイルや天井には塗装処理が多かったのですが最近は壁はタイル、天井はバスリブが増えています。床はモザイクタイルが多かったのですが最近はノンスリップタイプの角タイルが多くなっています。ユニットバスの内装はかつてはポリのものばかりでしたが最近はタイル貼りのもの、大理石調のもの、その他良いテクスチャーを持ったものが増えてきています。その分価格も高くなっていますが湿式と比べるとそれほど違いはありません。

浴室用の水栓以前はシャワー付きのものを1台付けるだけでしたが最近は浴槽用混合水栓と洗い場用のシャワー付き水栓の2台付けることが多くなってます。
シャワーもヘッドの切り替え・付け替えでいろんなパターンのシャワーが楽しめるようになっていますし、シャワーの取付も以前のような高さの固定されたものの他にスライド式のものもあり自由に高さが調節できるようになっています。

浴室のドア一般的に内開きですから出入りに不自由なことがあります。1枚ものより折り畳みの方が出入りが楽です。また素材としてアクリルもしくは網入りガラスを使用し、安全のために普通 のガラスは使用したらいけません。浴室に必要な備品防蝕ミラー、化粧棚、石鹸入れ、タオルハンガー等ですが最近増えてきているのは握りバーで1〜3カ所取り付けて安全を期するようになってます。
またユニットバス用の握りバーも開発されそれまで付けられなかったユニットバスにも取付可能となっています。

もう一つ便利なのは風呂フタフックです。それまで邪魔になっていた風呂のふたをパネルの場合は倒れないように止め、ジャバラの場合は壁に吊り下げて邪魔にならないように整理出来ます。 浴室用の設備機器としては、換気扇、浴室灯、給湯器等があります。

換気扇は天井埋め込み、壁面取付の2通りありますがここでの注意点は浴室の大きさに合った容量 のものを選ぶと言うことです。大きすぎるとすきま風が入りすぎるし、小さすぎると換気扇の用をなしません。 また最近浴室内の湿気を感知して自動的に運転するものもあります。
浴室灯は浴室全体を照らすものと、ミラーで顔を見る時に顔を照らすものと2台あれば便利です。
給湯器・風呂釜は最近は1体のものが多く、また浴槽の側に置くタイプとかなり離れた所に置けるタイプがあります。そして給湯タイプ、オートタイプ、セミオートタイプ、フルオートタイプ等機能によってランクが分かれます。
フルオートの場合指定した時間に設定した湯温・湯量で炊きあがり、湯の量が減れば自動的に湯を足し、湯温が下がれば自動的に沸き足しします。
またオートタイプ以上の機種は台所からのボタン一つで湯を浴槽に入れます。2階の風呂へ1階から送れるタイプもあり、泡風呂の機能のついたものもあります。
また昔の風呂釜と違って強制循環ですから湯垢が機械にたまることはありません。ただ注意しなければいけないのは浴槽の栓を絶対に忘れないことで、もう一つは停電の後設定が狂いやすいことです。
停電の後は必ず湯温・湯量の設定の確認が必要です。また給湯器の大きさのめどは以前は16号で十分と見なされていましたが最近はキッチン、洗面 所への給湯も考えて24号が主流になりつつあります。

最近ジェットバスが増えていますが高価なことと故障時の修理が大変なことが問題です。効果 は上々らしいですがあまり長時間かかるとかえって健康に悪いとも言われています。
タイマーで一定時間以上の使用はしないようにしましょう。

トイレについて
トイレは最近は殆どが洋式トイレになってきています。和式から替えたすぐは抵抗感がありますが、慣れれば楽で足腰への負担が少なく、便器の汚れも少ないので清潔感があります。
便器の種類にもいくつかあり洗い落とし、サイホン、セミサイホン、サイホンゼットの方式があり、順に水たまり面 が広くなり、汚物の付着が少なくなります。
サイズはレギュラーとエロンゲートの2種類あり、エロンゲートの方が大きいのでカバーやウォシュレットの購入のおりには注意が必要です。洋式便器の場合タンクは便器に取り付けますが、手洗い付きのもの、付いていないもの、そしてデザイン的にすぐれた一体型のものもあります。
ウォシュレットも最近は付ける家庭が多いですがお年寄り、妊婦、また下痢などの病気の人には大変親切でかつ衛生的な器具の一つです。
ウォシュレットにもランクがいくつかあり、上のクラスのものではトイレの消臭や暖房を行うものもあります。操作は本体で行いますが、リモコン式のものも増え壁に取り付けて無理のない姿勢で操作出来ます。
またリモコン式の場合急に電池が切れても本体の方でも操作できるようになっています。 暖房便座も冬にはありがたい装置です。

スペースに余裕のある場合は手洗いユニットなどを据えるのもいいと思います。収納が増えるし見た目も大変晴れやかになります。壁埋め込みの小さなタイプもあり、それらの中には暖房・冷房付きのものもあります。
また普通の手洗い器も各種コーナー用、埋め込み用などバラエティに富んでいます。水栓にも種類がありワンタッチや、自動水栓もあり、また貯湯式の温水器の付けられるものもあります。
最近何にでも“抗菌”という言葉が使用されていますが、抗菌とはあくまでも細菌が付着・繁殖しにくいという意味で、決して殺菌効果 を言っている訳ではありません。ですから日頃の手入れ清掃が一番重要なわけです。

トイレには換気扇も必要ですが、最近は人を感知して自動的に運転し、人が出てから一定の時間回ってから停止する便利なものもあります。
トイレの内装は以前はタイル貼り又はCFシートが殆どでしたが最近は、壁・天井はクロス貼り、床はフローリング張りという方法も多くなっています。
やはり今までのトイレの暗いイメージから脱却して一つの部屋として認められているからだと思います。

クロスについて
クロスの種類
種類としては、ビニールクロス、布クロス、紙クロス、その他のクロスに分けられ、20年ほど前までは簡単な場所はビニールクロス、応接とか居間・寝室は布クロスというぐあいに使用場所によりビニールと布とを使い分けていました。
しかしそれ以降ビニールクロスの質も良くなり、種類も多様化し、現在ではビニールクロスで殆どこと足りるようになり今やだれが見ても布かビニールか分かりにくくなってます。
ビニールクロスの利点は安い、施工が簡単、埃が付着しにくい、汚れにくく汚れても少しなら拭き取れる等です。布クロスの利点は独特の奥深い味わいがあることです。
ちなみに単価を比べてみるとビニールの場合1000〜1500円/Mで殆どまかなえますが、布の場合3000〜5000円/Mの材料費がかかります。また施工費も布の方が高くかかります。

クロス貼りのポイント
下地処理が一番大事で、その中でも下地パテ処理を丁寧に行うことが一番重要です。またコンクリート等後でめくれやすい場所にはシーラー処理が必ず必要です。また最近壁の下地はボードの場合が多く、その場合角が弱いのでコーナーテープを入れておくことも重要です。
一般に建て売りやマンションではそのあたりが手抜きされている場合もありますので注意しましょう。 クロス選びのポイント先述の機能を考慮すると同時に全体のバランスを考える事です。部屋の床・建具材質、置く家具の色合い等を念頭に入れてバランス良く選ぶことが必要です。
またクロスのサンプルで見た場合と実際に貼った場合との違いもあり、実際に貼った場合大抵のものは明るく見えます。

紙クロスは和室用のものや、輸入品のクロスに見られます。ここで注意が必要なのは輸入品の紙クロスの場合、色が濃くて柄がはっきりしているものが多く、そのような紙クロスを貼った部屋のクロスを貼り替える場合、全体を水で濡らしてそれからヘラのようなもので全部めくらなければなりません。
そうしなければそのまま上からクロスを貼ると下の模様が透けて見えてきますのでご注意。 その他のクロスとしては、木や竹を表面に使用したもの、無機質な材料を表面に付着させたもの、金属質のものを使用したもの等がありますが、適材適所でそれらのものを活用するとそれなりの効果 があります。

カーペットについて
カーペットは以前はウールの場合やナイロンの場合とかに分けられていましたが、最近のものに関してはあまりその材質を気にせずに使用出来るようになりました。
今までのそれぞれの欠点が改良され、今や材料よりもイメージ、実際の質感で選べばよいようになってます。 まず大きく分けるとカットパイルとループパイルに分けられ、前者は足触りはよいが掃除しにくく、また毛玉 が出来やすい。また後者は多少硬めで毛玉が出来にくいのが特長です。
かってカーペットの良さとして防音性能が上げられていましたが、最近は木質床材も良くなり中にはカーペットよりも防音性能の良いものも現れ、その利点はあまり意味を持たなくなってきました。
ただ張り替えが容易なことは大きな利点で、欠点としてはほこりが付きやすく、家ダニの温床になりやすいということです。

カーペットの施工方法は一般にはグリッパー工法で行われ、周囲にグリッパーと呼ぶ釘の出た棒状のものを固定し、その中にフェルト、あるいは吸音クッションを敷き詰めて、その上にカーペットを敷き、各方向から引っ張って先程のグリッパーに引っかけて固定するという工程です。
ここで注意が必要なのはドアの部分やクローゼットの入り口など開口の部分のグリッパーを後で金槌等で叩いておくことで、そうしなければ足でグリッパー部分を踏んだときに足に釘がささるからです。

畳・障子・襖(ふすま)について
これらの部材はすべて和室用のものですが、最近は一部洋室にも応用されるようになってきました。 畳について最近は殆どがスタイロ畳が中心になってきてます。スタイロ畳とは床(とこ)に今までと違ってスタイロと呼ばれる硬質発砲スチロールのようなものを使用し、コストは安く、軽量 で、防湿・耐湿効果、防音効果もある材料です。
利点は多いのですがマンションなどで使用されることの多い厚みの薄いものになると、うっかり椅子に乗ったりすると穴が明いてしまうこともありますので注意しましょう。
障子や襖についてこれらは傷めば簡単に貼り替えができますが、紙の種類によって価格は大きく変わります。障子の場合最近は強度のある紙もあります。その他樹脂系の障子紙もありますが、その場合ノリではなく接着剤で貼り付けるので貼り替えようとすれば障子の桟を傷めてしまうおそれがあります。

襖の場合、最近マンション等では板襖も増えていますが、困るのはボード襖の場合で、ボード襖とはスタイロ(硬質発砲スチロール)の両面 に工場で紙をプレスして安価に仕上げているものですが、その場合張貼り替えは出来ず上からの2重貼りになり、2〜3度で駄 目になります。また片面が洋室等でクロスを貼ったりするとすぐに反ってきますので要注意。

建具・サッシについて
建具は大きく分けると木製建具と金属サッシに分類されます。 木製建具は主に室内に使用されドア、戸などが主なものです。材質は最近は殆どがエンビシート貼りで、本物の木製建具は減ってきています。一つには同じメーカーでもエンビと木製では倍の価格の開きがあり、もう一つはエンビシートの質が良くなり、それにともなって加工度も上がりどんなデザインのものでも出来るようになったことが普及の原因になっているようです。

実際かなりの高級住宅でもエンビシートものが使用され、お客様も業者が言うまで気が付かないほどで、色のばらつきが無く、各種の部材に応用され、トータルにまとめるには大変便利です。
既存の枠に納めるにはどうしても別注で木製建具を作る必要がありますが、その場合塗装は現場で他のものに合わせて着色して仕上げますが、どうしても表情の違いや色の違いなどが出てくることになります。
最近大抵のメーカーでオーダー寸法への対応をしてくれるようになって大変便利になってます。コストは約3割ほどアップし、納期も1ヶ月ほどかかりますがこちらで別 注するよりも安くつき、精度も良く、現場での取付もより簡単です。

金属サッシは現在殆どがアルミサッシになってます。アルミサッシの色は昔からあるアルミ色、ホワイト、ブロンズ、ブラックの4色で、コストはアルミ色が少し安いのですがメーカーによっては変わらないメーカーもあります。
ホワイト、ブロンズの場合は値段は一緒です。

ただしブラックはコスト的には1割くらい高くなります。またサッシも年々新しいものが発売されデザイン的にも優れたものが増え、また大抵のサッシは規格寸法こそあれ別 寸が可能なので用途に応じて自由なレイアウトが出来ます。

サッシの入れ替えの時知っておかなければならないことは、サッシを入れ替えるときは周りの壁やタイルをある程度めくらなければならないということです。当然その後には外壁の補修、タイルの補修といった作業が必要となってきます。
ただし単なる補修では塗装の場合色の違いが出てくるし、タイルの補修の場合もそのタイルが廃番になっていて同じものが手に入らない等のことが多く、サッシを入れ替える時はタイルの全面 貼り替えや、外壁の塗装をやり替える時をねらった方がいいでしょう。

カーテン・ブラインドについて
カーテンは用途によって装飾カーテン、レース、ドレープ、プリント、暗幕用等多くの種類が販売されています。
一般にカーテンはレースとドレープ等の2段で使用されています。昼間はレースだけで、夜にはドレープも引くという使い方です。
ただ最近はそのレースを装飾カーテンにしたり、出窓や突き当たりの小窓を装飾カーテンで飾る方法も増えてきています。 カーテンレールの取付方法今までは天井のカーテンボックスから吊り下げたり、一般 の今で言う工事用カーテンレールを付けたりしていましたが、最近はパイプレールを使用することが多くなりました。
パイプレールも樹脂製と木製の2種類あり、最初は木製レールの方が多かったのですが、木製レールの場合、レースとダブルにするおりにレールも2本通 す必要がありその分出も大きくなり、最近は樹脂製のパイプレールが増えてきました。

樹脂製のパイプレールは鋼製パイプに樹脂被膜をしたもので、仕上がりは木調のもの、カラーのものなどがありデザイン的にかなりの応用が効き、またその構造のためレース用に普通 のレールを内側に付けることが出来て大変使いよいものとなっています。 カーテンの選び方カーテンは部屋全体の色構成のバランスに注意して選ぶことが大切です。
ただしタックもあるので柄も目立ちにくいので多少派手目の方がいいかもしれません。 カーテンのタッセルは重厚なカーテンの場合はそれなりの装飾タッセルを、そうでないときは共布のタッセルがいいでしょう。タッセル掛けは和室などを除き出来る限り統一した方が違和感が無くなります。

カーテンを注文する時に注意しなければならないのはその生地の収縮率です。カーテンは洗濯するとどんなに高級なものでも縮みますので注意しなければなりません。また1つの部屋に寸法の違う窓がある場合、一番大きなものに揃えてカーテンを作るのがいいでしょう。 ブラインドは埃がたまりやすく掃除が大変だという欠点もありますが、そのモダンな感覚と光の調整が容易であるという利点で使い勝手はいいものです。

また普通のアルミ製のブラインド以外に最近は竹や木を貼ったものもあり和室にも使用でき、その他ロール式にヨシズのようなものを巻き取れるものや各種のものが販売されています。
ロールブラインドも一時は流行しましたが、ブラインド程の微調整も効かず、素材、デザインでの進歩もあまり無いので最近は減りつつあります。

空調設備について
空調は大きくわけると換気機能と冷暖房機能に分けられます。 換気はキッチンのフード、浴室の換気、トイレの換気、ユーティリティの換気の他に、台所、居間等の一般 居住空間にも必要です。
換気の方法には壁抜きと天井埋め込みの方法がありますが、デザイン的には天井埋め込みの方がすっきりと仕上がります。また最近冷暖房の熱のロスを防ぐための熱交換タイプも使われることがあります。

最近のエアコンの殆どが冷暖房兼用タイプになっていますが、冷房能力は十分ですが、暖房能力は不足気味です。また暖房の場合、特に頭のあたりばかりが暖かくなって足元は冷たいままで、サーキュレーター等の使用によって多少冷暖房効果 は良くなりますが満足のいくまではいきません。
また機器の取付方法にも壁付けと天井埋め込みの方法があり、後者の方がすっきりと納まりますが費用は高くつきます。 暖房に石油やガスのストーブやファンヒーターを使う方法もありますが結露の原因になったり空気を汚す原因にもなり、場所をとるのが欠点です。

一時セントラルヒーティングが注目されていましたが必要以上にボイラーを焚かなければならなく現在は殆ど使われなくなり、設置されている家でも使用せずにわざわざ普通 のエアコンを取り付けている家庭もあります。

暖房方法で現在一番良いと思われるのは床暖房です。以前は工法に問題があり、メンテナンスも大変でしたが、現在はパネル式になり工事もメンテナンスも楽になったのでだんだんと普及してきています。実際足元がぽかぽかしてそのくせ頭はすっきりという優れものでもあります。
ただネックになるのはコストの高さとランニングコストの高さです。いくら近くなったと言ってもまだまだ他の方法と比べるとコストは高くつきます。
床暖房の熱源としては現在電気と給湯との2つのタイプがありますが、前者は設置も一番簡単ですがランニングコストが高くつき、後者はランニングコストは前者より多少安くつきますが設置に多少おおく費用がかかるという違いがあります。
また後者の給湯式の場合、風呂や台所の給湯器と別に暖房用の循環給湯器を設置する場合と、風呂釜・給湯・暖房用循環給湯の3機能を持った機種を設置する場合との2つの方法があります。

ちなみにここで各エネルギーごとのランニングコストを比較すると安い順に言えば、灯油、都市ガス、電気、プロパンの順になります。プロパンが一番高くつくことはあまり知られていません。
灯油は一番安くつきますが難点は大きなタンクを設置しなければならなく、またしょっちゅう補充する必要があることです。かなり以前に消防法の改訂で一般 住宅に設置できるタンクの大きさの限度が一気に3倍ほどに上がりましたが、それでも4〜5人家族で1ヶ月保たないほどです。

電気設備について
住宅での電気設備にはいろんなものがありますが大きく分ければ照明、コンセント関係、情報通 信関係に分類されます。
照明は最近単に照らすだけでなく各種の機能を持ったものが現れていて、リモコン式、各種センサー付き、プログラム式などがあります。

リモコン式は寝室などに大変便利です。センサー付きは照度センサー、人感センサーがあり、前者は門灯・玄関灯などに使用され、後者は足元灯等に使用されています。またその両方を組み合わせて玄関灯などで人が近づけば明るくなりいなくなれば暗くなるといった便利な器具もあります。

蛍光灯について一番明るいのは白色ですが演色効果はあまり良くありません。一番無難なのは昼白色です。最近電球型の蛍光灯もありますが使用電力の抑制には有効です。また一般 蛍光灯、電球型蛍光灯ともに電球色のものが発売され和室などの演出には効果がありますが照度はかなり落ちるようです。
一般住宅でスポットライトを使用する人もいますがスポットライトはその周囲の壁や天井を変色させるので注意しましょう。

次にコンセント関係について述べてみますと、コンセント、スイッチ等最近はデザインに凝ったものも増え、またその機能も増え、使いこなせばかなり面 白いインテリアが楽しめます。
また最近電気を使う機器が増え、それぞれの容量も大きくなり、旧来の分電盤では間に合わなくなっています。コンセントの数も回路を分けた上で数多く出してタコ足配線は避けるべきです。
分電盤が大きくなっても最近はデザイン的にすっきりしたものがあるので見栄えを気にする必要はないのですが、分電盤を付けたときその上の天井に点検口を設けたほうが後々の追加・変更に便利です。

情報通信関連としては、電話、テレビ、インターホン、また新しいものではテレビ付きドアホン、電気錠、各種警報装置やインターネットなどがあります。これからもどんどんシステム化して増えて来るでしょう。
改装時でのポイントとしては出来ればあらかじめ余分に出しておいたほうがいいでしょう。そうしなければ後から壁に穴を空けたり、露出配線で送ったりする必要が出てきますので。


増築の注意

建築基準法
増築で特に気をつけなければならないのは法的な問題です。 建築基準法では10平米を越える増築には確認申請が必要となっています。
しかし現実には申請をしていない場合の方が多くみられます。なぜそんな現象が起きているのでしょうか。
それは申請に手間と費用(登記にも登録税や、司法書士への費用など)がかかり、また登記後の固定資産税が上がったり、建坪率の制限などで増築許可が下りないこともあるからです。
昔は登記していないと火災保険の対象外になったり、売買の時に未登記部分が評価されなかったりしていましたが、現在では現状評価なのでそのような不利益が無くなったのも要因の一つになっているようです。
しかし増築工事で銀行や金融公庫から借り入れを行う場合、必ず確認申請が必要になってきますし、完工後登記が終わらなければ融資は下りません(ただし改築の場合はこのかぎりではない)。

また無届けでやっていると役所のひとが見に来たり、近所の人が役所へ通告したりして大変なことになります。なんといっても、法的には10平米を越える建物の無届け建築は倉庫や車庫であっても違法なのですから。

増築・・・家を建て増すこと。(家の面積が増えます)改築・・・家を改装すること。(家の面 積は増えません)

マンションの改装
マンションの改装の場合、共有する部分が含まれているので、いろいろと注意が必要になってきます。 近所への気配り マンションの場合特に工事の音や振動で近所に迷惑をかけますので、あらかじめ近所全体には声をかけておいてください。
また管理人がいれば管理人にも挨拶しておき、管理組合にも連絡をして掲示板などに工期などを示した文章を貼っておいたほうがいいでしょう。

駐車の確保
工事用の車両の駐車方法も管理人や管理組合に尋ねて了解を得ておく必要があります。
管理組合の規制 マンションによっては管理組合で何らかの規制を設けている場合も多いので、あらかじめ調べておいた方がいいでしょう。

構造上できないこと
マンションの場合、構造上どうしてもできない問題もあります。
電気配線がかくせない構造上コンクリートの部分が多いので壁を新設する部分以外についてはどうしても露出配線になります。
また元の幹線を入れ替えることは出来ないので照明の位置を変えたり、照明を追加したりすることが困難になっています。

トイレ・ユニットバスが自由に選べない。マンションの場合排水等の位置が自由に変更出来ないので、現状での交換可能な機種に限定されます。 設備機器が移動できない。キッチンの入れ替えの場合など床下配管が出来ないので、出来る限りシンクの位 置などは現状に近い位置にしか据え付けが出来ません。

また良いキッチンほど箱の裏の配管スペースが少ないので、カウンターの奥行きを規格より大きくして配管スペースを設けたり壁を一段浮かしてそのスペースの確保をする必要があります。
古いマンションの時レンジの換気が集中ダクトに抜いてある場合がありますがその場合防 火ダンパーが必要で現在それに対応しているレンジフードは殆どありませんので別途加工した りする必要があります。

フローリングは防音にフローリングを床に貼る場合、マンション用の防音フローリングを貼らなければなりません。
防音フローリングにもランクがあってL−40からL−60くらいまで5単位で違いがあり現在はL−45が一つの目安です。L−45だとカーペット敷きよりも遮音性がいいくらいです。
L−55よりも下のランクは使うべきではありません。マンション用の直貼りフローリングは初期の頃は遮音マットが付いておらず木片を直に床に貼り付けていましたから、音がうるさいということでマンションによっては禁止している所もあります。

また管理組合でLのいくら以上の性能のものを使用すると決めている所もあります。これも事前に確認しておく必要があります。
施工上の問題 クロスを貼り替えるとき、在来のクロスがきちんと貼れていない場合が多くあります。その場合パテ処理やシーラーなどの下地処理をきちんとさせなければなりません。
特にコンクリートの部分でクロスが浮いていた場合などは注意が必要です。 和室を洋室に替えるとき畳の下のスラブのモルタルが仕上げられていないことがあります。そんな場合は程度により下地調整剤で均す必要があることもあります。また防音フローリングを貼る場合、どの床もまっすぐに仕上がっていませんから多少床板に隙間が出来ますがこれは避けられません。

天井スラブに直にリシンやスタッコを吹き付けて仕上げているマンションも多いですが、それをめくることは出来ません。
その上にもう一度可能な材料を吹き付けるか、多少天井は低くなりますが下地を組んでボードを貼るしか方法はありません。

戸建ての改装(木造)
一般木造建築を改装する場合 一般戸建て住宅の場合はあまり問題となる点は少ないのですが、やはり工事中の多少のほこりや、騒音、車の出入りがあるので近所へ事前にあいさつはしておいたほうがいいでしょう。
また敷地に余裕の無い住宅などで、足場を組んだり隣の敷地を使用したりする場合があるので工事業者と相談のうえことわっておく必要があります。

戸建て住宅で注意が必要なのは、プレハブやツーバイフォーの場合です。それらは柱や壁を抜いたり、今まで無かった所に開口を設けることは基本的に出来ないしくみで、在来工法ならば補強を入れれば出来るのですが、前述の工法の場合それら自体が構造材の一つなので建物を壊すはめになりかねません。

くわしくは建築の構造編をご覧ください。 また初期の中小ハウジングが立てたツーバイフォーの中にはそれらの強度基準を満たしていないものもありますので、それらの建物は早急に補強修理を行ったほうがいいでしょう。
一般戸建て住宅の場合、建築時の図面をきちんと保管している家は以外と少なく、改装の打ち合わせをする場合、図面 が無いと分かりにくいことも多いので、建築時の図面は大切に保管しておきましょう。

戸建ての改装(RC)
RCの建物を改装するときの注意点は基本的には木造の場合と同じですが、一つだけ大きな問題があります。
それはほこりと騒音の問題です。RCの建物を改装するときにどうしてもハツリとダイアカッターでの切断がともないます。その際のほこりと騒音はシート等で養生しても殆ど効果 がないぐらいすさまじいものです。

工事業者とよく相談の上、そういう作業の日程をきちんと決めてあらかじめ近所に知らせておいた方がいいでしょう。
また同時に家の中もそうなる覚悟をして、大切なものにはカバーなどをし注意してください。

職人への対応
昔は大工さんに10時と3時にお茶とお菓子等を出す習慣があり、それなりの風情もありましたが、今ではあまり気を使われると改築の場合時間のロスになったり、かえって邪魔になることもあるそうです。

一番楽なのは冷蔵庫に缶コーヒーや缶ジュースを入れて置いて自由に飲んで下さいとする方法で、そうすれば作業のきれのいいところで休憩したりすることができるので気が楽とのことです。

昔と違い改装工事は短期決戦になり作業の流れが一番重要になってきてます。 また上棟式を行うくらいの増築でないかぎり、職人さんへの心遣いも不要になってきてます。
気に入れば最後に一升瓶を上げる程度で十分ではないでしょうか。

リフォームの時期
リフォームに適した時期とは 外での作業がある場合は梅雨時や激寒時は避けた方がいいでしょう。
梅雨時は作業が分断されたり、雨で材料がぬれたりしててうまく進まないこともあります。又激寒時には左官作業が凍ってしまって最悪やり直さなければならなくなることもあります。
もっとも最近は温暖化のせいかそこまで凍えることもなくなりましたが、地域によっては心がけたほうがいいでしょう。

一般には春頃と秋頃が多く、台所改装などの場合子供に弁当を作らなくてもよい春休みや夏休みを利用した方がいいでしょう。但し春休み前、夏休み前、冬休み前には引っ越しによる改装や新築工事の集中で職人さんが忙しい時期になり工程がうまく詰められないこともありますのでご注意を。

見積もり・支払いについて
見積金額は基本的に材料単価×個数+手間(労務費)で成り立っています。
増改築の場合、新築と違って部分によっては単価ではなく一式でしか出せない作業が多くなります。既存のものを外していろいろと手直しして新しいものに仕上げる作業はとても材料単価からだけではとても拾い出せないし、そういう意味では不明瞭な部分が出てきます。

また下地の状態も予測した範囲で見積もりをしなければならないので実際に着手してから意外に簡単に済むこともあれば逆にとてつもなく手間がかかることもります。

と言っても一度決めた予算から追加したり減額したりすることは信用的にも出来ないし、よほどのことがないかぎり決定予算で工事しなければならないのが現状です。
増改築の見積もりは多少そのリスクとメリットを含みつつ出されています。 支払い方法として一括もしくは二〜三回払いが殆どです。契約時の手付けを含む三回払いの場合は、着工後の中金、そして完工後の後金という具合です。

追加工事等があれば最後の後金の時に精算します。但し、お客様がローン等を利用する場合はその入金予定に合わせた支払い方法もあります。
しかしある程度の手付けは必要で、業者も事前に仕入れなければならない資材もあるし、交通 費、廃材処理費、職人の食事代、給料など先に支払わなければならないものが以外と多いのです。

契約について
見積もりで最終金額が決定すれば契約となります。契約では金額、その支払い期日と支払い方法、その他何かあったときの問題処理方法等々細かなことが記されており、それに印紙を貼り双方が実印を押します。
なお印紙代は双方が半分づつ負担することになっています。

上記が契約の方法ですが、実際には大手の場合は一見の客が殆どなので交わしていますが、紹介中心で行っているところは交わしていない場合が殆どです。口約束で行い後は相互の信頼関係で成り立っているのが現状です。


バリアフリーについて

リフォームをする場合これからの高齢者社会に向けた設計が必要となってきています。そこでバリアフリーについて設計上の気をつけなければいけないことを説明いたします。

設計上の注意点
1.部屋の繋がり玄関、便所、洗面所、浴室、脱衣室、居間、食事室、高齢者の寝室(基本生活空間)は出来る限り、同一階(1階が望ましい)に設けること。
また、高齢者の寝室と便所、洗面所は近接して配置し、居間、食事室もできるだけ近づけるのが望ましい。

2.段差住宅内の床は原則として段差を設けないこと。3mm以下なら段差としてみなさない。

3.手摺階段、浴室には手摺を設け、できれば玄関、便所にも設ける。その他の居室や廊下も手摺を設けるか手摺を設けやすくしておくのが大切です。手摺の端部は歩行中に服などを引っかけない為、壁側または下向きに曲げること。

4.通行幅廊下の有効幅−760mm以上(推奨値850mm以上)出入口の有効幅−750mm以上(推奨値800mm以上)

5.仕上げ床、壁の仕上げは滑りにくいものとし、転倒等に対する安全性を配慮する。

6.その他建具−開閉方式、把手、引手など適切なものを選び、安全かつ容易に開閉、通 過できること設備−安全性、操作の容易性に配慮。ワイドスイッチ、明かり付きスイッチを使用する。照明は十分な照度を確保する。
火災、ガス漏れ等の警報、検知器の設置も行う。温熱環境−適切な暖冷房装置を設ける。
各室の温度差をできるかぎりなくすように努める。トイレ、浴室、脱衣室、台所、居間などは部分的でも床暖房が望ましい。
収納−適切な収納スペースの確保。無理のない姿勢での出し入れできる位置への配置が必要です。

各部について
1.アプローチ・住戸へのアプローチ通路は有効幅900mm以上とします。・自動車の乗降スペースは幅1,200mmが目安です。・水に濡れても滑りにくい床材を使用します。・階段は蹴上げ(R)160mm以下。踏面 (T)300mm以上。または550mm≦T+2R≦650mm、踏面(T)≧240mmとします。スロープ、階段は少なくとも片側に手摺を連続して設ける。・階段には十分な照明を施すこと。
2.バルコニー、テラス・バルコニー、テラスと住宅内部との間の段差は180mm以下の段差とします。

3.玄関・玄関の扉内外の段差は20mm以下とし、沓摺と玄関土間の段差は5mm以下とします。・できる限り椅子やベンチなどが設置できる空間を確保する。・上り框の高さは0mmが最も望ましいですが、180mm以下とします。やむを得ず180mmを超える場合は、式台を設置する。式台の奥行きは300mm以上とします。段差がはっきりとわかるように、質、材、色で変化をつける。・上り框横の壁には手摺を設ける。

4.階段・段の蹴込み寸法は20mm以内とする。・できるだけ廻り階段としない。・階段勾配が45°を超えるときは両側に手摺を設ける。・手摺部は200mm以上水平に伸ばす。・踏面 が照明の影にならないよう足元灯などを工夫する。

5.浴室・出入口段差は20mm以下とする。・やむを得ず段差が20mmを超えるときは120mm以下とし、脱衣室側に縦手摺、浴室側に手摺を設ける。・浴槽出入の為の手摺を設ける。・浴槽の縁の高さは洗い場床から300mm〜400mmとする。浴槽の底に滑り止めが付いているのが望ましい。・出入口の有効寸法は700mm以上とします。・非常コールを手が届きやすい位 置に設ける。・浴室暖房を設けるのが望ましい。・将来の介護のためには、出入口だけでなく、洗い場の幅を広めにとっておくことが望ましい。

6.便所・便器は腰掛け式とします。・便器側面に介助スペースを確保するか、あとから確保しやすいようにしておく。・手摺を設置するか、その準備をする。・出入口の幅は750mm以上とし、外開きまたは引き戸が望ましい。・暖房便座や温風ヒーターを設ける。・濡れても滑りにくい、また拭き取りやすい床材を選択する。

7.台所・家族が調理に参加することを考慮すると、日当たり、風通し、眺望のよい位 置に配置する方がよい。・流し台、調理台、ガス台などの高さは使う人が特定されている場合は、その人に応じた高さとする。・椅子、車椅子に対応した台は、下部をオープンにし、流しなどは浅くして、水のはねない泡沫水栓を使用する。・ガスレンジは3口や4口のものは奥のものを使う時、手前のものの熱によって事故が起こりやすい。 G居間・食堂・床は段差なしとし、滑りにくい床材とする。・床暖房が望ましい。・照明については、高齢者のために照度を一般 より大きめにとり、調光器をつけると使いやすい。 H高齢者等の寝室・寝た状態で室内照明の点滅が可能となるようリモコンスイッチとする。枕元灯にはコンセントで対応する。


資金の調達

小規模工事でも融資を使うちょっとしたリフォームなどの小規模な工事をする場合、自己資金でやるしかないと思っていませんか?リフォームにも融資してくれる窓口は色々あるのです。
住宅金融公庫の住宅改良資金は最低百万から、銀行など民間の金融機関は百万以上となっています。また、銀行などは増改築ローンといった建築工事用でなく個人の信用で借りるルートですと20万から可能です。
そのほか年金住宅融資や財形住宅融資、地方自治体の融資にも修繕など小工事用融資窓口があります。

■上手な借りかた
小額融資の窓口は色々ありますが、どこから借りるのが一番得かを考えて借りましょう。原則的には低利のものから借りていくことになります。項目年利(%)住宅金融公庫の住宅改良資金融資2.73年金住宅融資の増改築資金融資3.75財形住宅融資の改良資金1.93自治体融資(地方差があります)2.75〜3.75*1ヶ所からの借り入れには融資限額があるので、不足の場合は低利順に2本立て、3本立てと組み合わせる必要があります。詳しくは住宅ローン資金編を!

■資金計画
資金計画は大変重要なことです。業者と契約をして工事はしたが銀行等からの融資が下りないで大変苦労した・・・など時折耳にすることがあります。
またどこから融資を受けるにしても、融資が下りるまで日数がかかり、業者に先に手付けを渡さなければならない場合が多いので、ある程度の自己資金は必要です。
貯金が十分手元にあって借り入れの必要の無い人以外は、銀行あるいは国民金融公庫等からの増改ローンを利用することになりますが、ここで注意したいのはその土地・建物を担保にしなければ貸してもらえないということです。

まだ住宅ローンがたくさん残っていたり、事業等で根抵当の設定をしていたら融資が受けられない場合もあります。
また担保評価もバブルの後厳しくなって、現在の担保評価額はバブル前の半分近くまで落ちてきています。そんな現在いくら融資制度が増えてきても現実に融資を受けることは大変難しくなってきています。
本来は融資が確定してから契約を行うべきですからあまり急がないようにしてゆとりを持った計画を立てましょう。
融資の申し込みは見積書があれば出来ますので。

 

メンテナンスサイト

メンテナンスとは保守・点検の意味で、物が豊かな現在いろんな面で見直されています。
自分たちが使っている物を大事に長持ちさせようとする豊かな心を育て、費用面でも新しく作り替えたり購入するより安く仕上げようとするメリットを持っています。
このサイトでは、排水のつまり、水道のもれ、ハウスクリーニング、カビ、ダニ、省エネやリフォームなど家に関するご家庭になるべく身近な話題を簡単に説明していきたいと思います。
質問などがございましたら、お気軽にご相談ください。


排水のつまりを直す

1. 風呂場の場合
一番多い苦情が、浴槽の水が栓を抜いても減らない…・と電話が入ります。その場合、まず頭に置いておかなければならないのは風呂場のしくみで、基本的に浴槽 と洗い場(シャワー室)の配管はつながっており、殆どの場合髪の毛などが洗い場の排水口に詰まっている状態になっています。
洗い場の排水口にものがつまると浴槽の水が流れにくくなり浴槽の方に原因があるかのように錯覚される方が多いようです。
つまりを直すには洗い場の排水口の上蓋を外し(左にまわす)中のゴミを取り除いてくだ さい。すぐにパイプのつまりだと思わないで一度おためしください。

2. 台所の場合
台所の場合は排水パイプが原因と思われます。排水管は封水されているところにわり箸などがつまり、その割り箸に次々と異物が引っかかり排水管のつまりの原因となっている場合が多いようです。
つまりを直すにはまず流し台の排水口にあるゴミを全部取り除きます。その次に流し台の八分目ぐらいまでは水を溜めてください。(排水口を吸引器か手でふさいでぐ)水が溜まったら排水口の吸引器(または手)を上下に動かし割り箸などの異物を浮力で上げるつもりで繰り返してください。
あがってきた異物を取り除けば完了です。 別の原因として、永年の油が固形化したつまりもあり、この場合熱湯を何回も排水口に流しこれを30分ほど続ければ、油による配水管の詰まりは防げます。
台所は室外の排水桝や下水道との関連などいろいろな原因が考えられますので、その他の原因の場合はご質問ください 。

<ワイヤー使用での作業>

水が流れない状態です。

ワイヤー式ドレンクリーナー(管ツール)を使い異物を除去します。

異物が取れきれいに流れました。

3. トイレの場合
大便器のつまりは、排水管が大きいのでなにか物をおとして詰まらせない限り、簡単には詰まらない構造になっています。
つまりの原因で一番多いのが整理用品、次に子供のおもちゃやお菓子、三番目にお年寄りによる汚物(多量のお薬を飲まれているので便の粘性度が高い)や多量のペーパーの流し過ぎが原因です。

万が一物を落として詰まらせた場合は、便器をはずして落とした物を取り除くのが適切な処置ですが、これは少し専門的な知識と技術が必要となってきますので専門業者に任せた方がいいかもしれません。(特に便器の取付ねじの締め加減が難しく、フランジという土台部分は塩ビ製品なので締め付けすぎると割れてしまいます。)
また最近、節水のためにタンクにペットボトルを入れて流水量を調整する人がいますが、そのため汚物が流れにくくなり、つまりの原因となっています。
ある程度の調整は差し支えありませんが、流水量を計算された設計になっていますの で、つまりを考えるとやらない方がいいでしょう。
もしつまってしまったら※吸引機(柄に吸引ゴムがついたもの・・・私は昔からなぜか「カッポン」と呼んでいますが、これからは「ラバーカップ」という名前で説明していきます)で何度か引き上げるように繰り返すとたいがいのつまりは取れます。
いろいろと呼び名があり「ラバーカップ、プランジャー、通水カップ、そしてスッポン、カッポン」など。

大切なのがあわてて水を流さないこと。便器から水があふれてしまったりしたらたいへんなことになります。まず止水栓を閉めて、便器内にそれ以上水が流れないようにしてから、対処します。

A.便器の排水口に空気がもれないように「ラバーカップ」を押しつけ、1回ひきます。それでもダメなら数回繰り返します。あまり力を入れると汚物が飛び散ってしまうので慎重に。

B. 「ラバーカップ」を軽く数回試してだめなら、力を入れてやってみます。そのためには、汚物が飛び散らないように大きなビニールに穴をあけ、そこに「ラバーカップ」を通 し、便器にセットします。

C. ビニールが完全に便器をおおっていることを確かめて、「ラバーカップ」を排水口に押しつけて引く動作を力強く繰り返します(意外と誰もが押しています)。これでもつまりがとれなければ、専門の業者に連絡しましょう。もちろん当社もいいですよ・・・。

「ラバーカップ」の形状
どちらでもいいのですが、左のほうは和式便所には使えません。

まず排水口に「ラバーカップ」を持っていきます。

小便ゆっくりと押し空気を抜きます。

一気に引き抜きます。この時たまっている水面ギリギリまで引き抜いてください。水ハネに注意!

小便器のつまり水管にスケール(排泄物に含まれる尿酸やリン酸が水に含まれるカルシウムと結びついてできる)とよばれる固形物がこびりついて詰まる場合が多く、これは市販の管通機(先がバネになっているはりがね状のもの)を使ってスケールを取るか、排水管を替えるしか方法はありませんが技術を要しますので、日頃から市販のパイプ用洗剤などで定期的に取り除いてください。放っておくと大がかりな工事になりかねませんのでご注意ください。


水漏れを直す

あれっ?ちゃんと蛇口を閉めたはずなのに・・・ ほんの少しずつ漏れていても、一晩でかなりの水量 になります。
早急に直してしまいましょう。

水道の水漏れを直す
■水漏れの原因は?どんな状況ですか
1.ハンドルをいっぱいに締めても蛇口の先端から水が止まらない。
水栓内のコマパッキングの磨耗が原因です。グランドナットをゆるめてはずします。ハンドルを左に回しながらスピンドルごと上部を取り出します。ピンセットでコマパッキングを取り出して交換します。この逆の手順で元に戻します。
2.パイプの根元から漏れている。
三角パッキングがいたんでるので、新しいものに取り替えます カラービスをゆるめ、ハンドルを取り出します。 次にグランドナットをゆるめて抜き取ります。グランドナット内側の三角パッキングを交換します。逆手順で元に戻します。
3.ハンドルの軸の根元から漏れ。
ナットのゆるみやパッキングの摩耗が原因です。 パッキングを取り替えます。 パイプのつけ根のナットをゆるめ、パイプをはずします。 次にパイプパッキングを取りだし、新品のパイプパッキングの二重になっている側を上に してはめ込みます。 この逆の手順で元に戻します。 (注意)「パッキング」は必ず蛇口側にはめ込み、そのあとパイプを取り付けます。

■水道蛇口(単水栓)のしくみ ※単水栓 給水・給湯の水栓がそれぞれ独立しているもの

番号部品名説明
1 コマパッキングハンドルを開けると、このパッキングが水圧で上がり、水が流れ出る
2パイプパッキングパイプの付け根からの水もれを防ぐパッキング
3パイプリングパイプパッキングを押さえている
4カラービスハンドルをスピンドルに固定するビス
5ハンドル
6グランドナット(パッキング押さえ)三角パッキングを押さえている
7三角パッキング(水栓ハンドル内パッキング)ハンドルのスキマからの水もれを防ぐパッキング
8スピンドルハンドルの軸
9自在パイプ
10整流器

■実際に取り替えて見ましょう!
先ずは止水栓を止めます。止水栓の場所がわからない時は水道局か管理人さんに聞 いて下さい。(普通 、家の入り口付近に量水器と書いた青いふたがあります) 取り替えが終わったら止水栓を開けて、 水漏れがないかよく確認して下さい。

水道のパッキンの取り替え
作業の前に準備するもの パッキン、スパナ(給水栓及び止水栓用)、ピンセット。

1.止水栓を閉めます 取りかえをはじめる前に、止水栓を閉めます。止水栓はスパナで頭の部分を右へ回すと閉まります。
メータボックス内にある止水栓は、ハンドルを右へまわすだけで水が止まります。

2."上部"をはずします

スパナで「パッキン押え」をゆるめてからハンドルを全開し、"上部"をはずします。
3.いたんだパッキンを取り出します
上部"をはずしたら、ピンセットなどでいたんだパッキンを取り出します。

4."上部"をはめこみます

新しいパッキン(ふつう家庭用は10ミリです)を"上部"の穴に差し込みます。
つぎに、給水栓の"上部"をななめに持ち、パッキンが落ちないよう指先で軽く押えながらはめこみます。うまくはいらないときは左右に2〜3回まわすとはまります。

5.スパナでしっかりとハンドルを閉めてから、スパナでハンドルが動く程度に「パッキン押え」を閉めます。
6.止水栓を開けますゆっくり止水栓開けて下さい。

これで水もれは止まるはずです。もし止まらない場合は、給水栓の点検が必要ですので、水道局営業所か市公認の給水装置工事事業者(指定工事店)にお申し込みください。

トイレの水漏れ
止水栓を閉めてから、原因をチェックします。

ロータンク内の構造 水が止まらないとき、まず止水栓を止めるという作業からすべては始まります。
それでとりあえ ず水は止まるので、そこから落ちついて対処しましょう。
水洗トイレのタンクはレバーをひねることによって水が流れますが、レバーをひねるということは、すなわち浮きゴムという“フタ”を開けることです。ここからタンク内の水が流れます。
タンク内の水が減っていくと、水に浮いている浮き球が下がります。するとボールタップ部分が作動して新たな注水がなされ、浮き球が所定の高さまで上がってくると水が止まるしかけになっています。
この様にいくつかの部品が連動しているため、水が止まらないトラブルには複数の原因があり、それぞれ対処法がちがってきます。

1.浮きゴムに固形洗浄剤がはさまっている

2.浮きゴムがはずれている
所定の位置に浮きゴムをセットします。
老朽化しているようであれば新しいものに取り替えます。日曜大工店などで購入することができます。

3.鎖が浮き球にからまっている

4.浮き球のアームが折れている
単に浮き球のアームがはずれている場合はアームをねじ込めば直りますが、浮き球のアームが折れてしまうと、お手上げです。しかるべき窓口に連絡して修理を頼むしかありません。

5.一見して原因が分からない
どのケースにも当てはまらない場合は、ボールタップ弁のなかのパッキンが磨耗している可能性が高いです。この場合は専門業者に修理を依頼するしかありません。

トイレ排水管からの水漏れ
      

アパートによくあるタイプです。

      

この排水管の各継ぎ目から水漏れしていました。

      

一度全部取り外します。

      

3か所のパッキンすべて種類が違います。(写真は2ヶ所分)

浴室シャワーの水漏れ
      

アパートによくあるタイプです。

      

このシャワーヘッドから水漏れしていました。

      

この根元部分です。金属部の上側だとパッキンを交換すれば直りますが、今回は下の部分(ホースと直結している)でしたのでホースごとの交換になります。

トイレの水の出がよくない。出ない。

ひとつひとつチェックを。
まず便器内に残っている汚物を流します。バケツなどに水をくんできて流せば汚物は流れますから、そうしてから点検しましょう。

Aタンク内にも水がたまっていない場合
・断水の可能性を探る断水しているのであれば、当然水は出ません。水道などから水が出るか確かめます。

・止水栓は閉まっていないか止水栓は硬貨などでも回せるようになっているので、子どもがいたずらしたりすることもあります。止水栓を反時計回りに回して開けてみます。

・浮き球が引っかかっていないか浮き球やそのアームがどこかに引っかかり、自由に動くようになっているのかもしれません。取り付け位 置を調節してみましょう。

・3つのうちのどれでもない上記3つのいずれでもなければ、ボールタップの故障の可能性が高いです。専門業者に連絡するしかありません。

Bタンク内には水がたまっている場合タンク内に水がたまっているなら、タンクからの排水がうまくいっていないわけです。
レバーと浮きゴムをつないでいる鎖が切れていないか確認してください。鎖が切れていると、浮きゴムが上がらず、排水されません。応急処置として、針金やビニールのひもで代用することもできます。



やさしいハウスクリーニング

家のお掃除をする場合気をつけなければならないのは、基本的に上(天井側)から下(床面 側)によごれを落とし、奥から手前(玄関などの出口側)に向かって掃除をします。
これはせっかく掃除した場所を二度と繰り返さないためです。日頃の掃除が大事です。人によってやり方はそれぞれですが、ご参考までに紹介しております。

トイレのお手入れ
とくに汚れが目立つのは便器で、ここをきれいに保つためには、汚した人がすぐペーパーで拭くか、ブラシでこすればいいのですがなかなか出来ないのが現状です。

ちょっとした汚れなら、トイレ用洗剤をかけ軽くこするだけできれいに。
基本的に人間の体内から出る汚れは酸性ですので、洗剤は酸性のものを使います。そして最後に、住まいの洗剤(アルカリ性のもの)を数滴落とし、もう一度水を流すのを忘れずに。酸性洗剤をアルカリで中和させ、浄化槽のバクテリアを守るための方法です。

1.便器の内側をきれいに
トイレットペーパーを内側に張りつけてトイレ用洗剤を吹き付けしばらくおきます(一晩つけておいた方が落ちやすい)。次に一度洗い流し、柄つきブラシを便器の内側に入れ込んで、こすり落とせばきれいに落ちます。細かい部分は使い古しのハブラシとクリームクレンザーを使ってみてもOK。
それでも取れない場合は耐水サンドペーパー(500〜600番位のもの)で、やさしくこすってみてください。ホームセンターなどで売っています。 水がたまる部分の汚れもこの方法で落ちます。

2.便座の裏側もピカピカ便座の部分は、ほとんどがプラスティック製でできており、トイレ用の洗剤か薄めた住まいの洗剤で拭きます。 便座カバーをしておいた方が後々落ちやすくなり掃除が楽です。

※注意 酸性とアルカリ性の洗剤を同時に使うと、有毒なガスが発生することがあり危険です。絶対に一 緒には使わないようにしましょう。

ガラスの磨き方
ちょっとくもった日が最適!普通晴れた日の方が汚れがよく見えるような気がするのですが、実は曇りの日、もしくは朝日が上がる前の方がキラキラせず、汚れがよく見えやすくなり掃除がしやすくなります。
太陽が雲でかくれている時などにチェックした方がいいでしょう。
洗剤で×を描いてガラス用洗剤を×印にガラス全面にスプレ一します。
タオルを水で固く絞り、スミの方から中央に向けて洗剤をのぱしながら拭きとります。手の保護のためにはゴム手袋を。端を少し折り返して使うと便利です。
さらに6、7割ほど乾いたら、乾いたきれいなタオルで全体を拭き、洗剤分を完全に拭き取るとピカピカになります。

ガラス面についたシールをはがす
1.ガラスを傷つけないように注意して、軽石などでシールの表面に細かい傷をつけます。次にシールを水でたっぷりぬ らし、上から台所用のラップを張ってしばらくおいてから、指ではがしてください。
2.残った接着剤は、ベンジンや除光液などをカット綿につけて軽くこすります。その後、ガラス用洗剤を固く絞ったタオルにつけて拭き取ってください。

換気扇のお手入れ
プロペラ型の場合・ 羽根やガード部分、留めねじなど取り外せるものは全部外します。流し台の排水口にフタをし、お湯を溜めてそこに酸素系の漂白剤を入れ約1〜2時間つけ置きます。汚れが浮き上がり、簡単によごれが落ちます。

レンジフード型の場合;
      

システムキッチンによくあるタイプです。

      レンジフードのフィルター(網)の部分を取り外します。       

フィルターを外しました。

      

工具は要りませんでした。(部品はなくさないように)

      

内側もだいぶよごれてます。

      ※普段からフードの内側にラップを貼りつけておく方がいいでしょう。ラップの端はテープなどでとめておいてください。       

このフィンについている汚れがもっともやっかいです。

      

重曹を入れ10分〜15分くらいは煮込んでください。おいしいかな・・・?

      

まず内部はこびりついた油を割り箸などでこすり落とし、重曹または洗剤をキッチンペーパーに含ませ貼りつておき、30分以上経ってからペーパーごとはぎ取ってください。(写真はスチームで落としました)

      

きれいにとれました・・・かな?

      

まだ少し汚れが残っている場合は、使いきった歯ブラシなどで磨き落してください。

      

外した逆の手順で戻してください。

      

完了です。

      

※ 取り外せない部分は モーターのついた本体や周りの壁などは、まず割り箸などでこびりついた汚れをこすり落とし、 キッチンペーパーに洗剤をふきつけて貼り付けてください。
しばらく経ってからペーパーごと拭き取り、しぼったぞうきんで水拭きして完了です。


「裏ワザ」こんな方法も!
軽い油汚れなら“飲み残しのビール”が効果的。ぞうきんにビールを含ませて、サッと拭くだけで汚れがきれいになります

ガスレンジのお手入れ
バーナーや受け皿のひどい汚れは、まるごと煮洗いして落とします。 大きな鍋にお湯を沸かし沸騰しているなかに、バーナーや受け皿を入れて10分から20分煮ます。
引き揚げて歯ブラシで汚れをこすり落とします。落ちにくい汚れは、スチールウールにソフトクレンザーをつけてこすります。(材質がホーローのときはスチールウールは使わず、布を使ってください)
バーナーの錆を防ぎたい場合は、布にサラダ油などを染み込ませ拭いておいてください。
煮洗い以外の方法としては、熱いお湯に漬けて置くだけでもけっこうです。お湯に洗剤を混ぜておいたほうが効果 的です。

流し台のお手入れ
ステンレスの壁や天井、床などに飛び散った油の汚れは、お湯でしぼった布に洗剤をつけ汚れを拭き取ります。
しっくいやモルタルに染み込んでしまった油は落とすのが不可能に近く、壁や塗料を塗り替えることにもなり、日頃からの掃除が大事です。対処として、普段から壁などにラップを貼りつけておく方がいいでしょう。
流し台のお手入れ やわらかい布かスポンジに洗剤とソフトクレンザーをつけてこすり落としてください。次に水洗いし、お湯拭きをします。
仕上げに、サラダ油を少し含ませた布かレモンの皮で磨くと光沢が出ます。ステンレスは塩素を嫌いますので、漂白剤は禁物です。また、粗いクレンザーやスチールウールは傷をつけますので注意してください。

照明器具のお手入れ
照明器具の手入れを長い間しないと明りが著しく低下します。(1年間しなかった場合、台所で40%、洗面 所・トイレで10%の照度が低下)
蛍光灯や白熱灯などは、熱のために意外とホコリがつきやすいため、こまめなお手入れが大切 です。また、お手入れの際には、安全のためにくれぐれも電源を切ることを忘れずに。 プラスチックのシェード(かさ)の場合 たばこのヤニなどの汚れ落としは、かさの上にキッチンペーパーなどをしきつめ、その上から洗剤をたっぷり吹き付けます。
10〜20分後、汚れが浮き上がったらしぼった布で拭き取ります。
仕上げは水洗いを十分して、乾かしておきます。

布製のシェード(かさ)の場合
洋服用ブラシでホコリを落とします。落ちにくい汚れは、乾いた雑巾でたたくように拭いてください。こびりついた汚れには、薄めた台所用中性洗剤のついた雑巾を固く絞って使えばよく落ちま す。

和風(木製)シェード(かさ)の場合
木の枠は、洗剤拭き、水拭き後、から拭きしましょう(白木はから拭きのみ)。サッシブラシや静 電気ブラシでホコリを取るとき、紙が破れないよう裏に手を当て、ていねいにするのがコツです。

照明灯 器具から取り外した蛍光灯や電球は、水を固く絞ったタオルにガラス用洗剤を付けて汚れを拭き取ります。このとき、蛍光灯や電球の口金をぬ らすと感電するおそれがあるので注意してください。

※チョー簡単な方法はき古しのソックスを両手にはめ、照明器具を拭きます。汚れたらポイするだけでOK。

床・畳のお手入れ
米のとぎ汁が床をぴっかぴかに!

1.床面のほこりを掃除機などで取り、洗剤を薄め、タオルをつけてゆるめに絞り、後ろに下がるようにして拭きましょう。 継ぎ目や隅の部分など、汚れが入り込んでいるような個所は、ハブラシを利用し、汚れが取れ たら、洗剤分が残らないように水拭き、カラ拭きをしてください。

2.ワックスは床面のツヤ出しとキズや汚れ防止にも効果を発揮するので、少なくとも2ヶ月に1回 は塗りたいものです。晴天の日の午前中が絶好のワックス日ですが、曇りなどの乾きが遅い時は、ほこりがついてしまうので窓をしめて行うとよいでしょう。
ワックスを塗る余裕のない時は、米のとぎ汁に浸したぞうきんを固く絞って拭くだけでもOK。ヌカに含まれている脂分が汚れを取り、ツヤを出してくれます。

畳の変色を防ぐ方法!
畳は湿気をきらいますので畳の目に沿って掃除機をかけた後、から拭きをしましょう。気になる汚れは、乾きの早いお湯で絞ったぞうきんで手早く拭きます。
なるべく窓を開けて、風を入れながら掃除しましょう。それでも落ちない場合は、弱アルカリ性の住居用洗剤を薄めたものを利用。その後はきれいなタオルを水で固く絞って、もう一度全体を拭き、洗剤分を完全に取り除きます。仕上げに水約4(バケツ半分程度)に食酢を盃2杯ほど加えた溶液を作り、畳の全面 をタオルで拭きます。
これは洗剤でアルカリ性に傾いた畳の表面を中和させ、変色を防ぐためのもの。畳を長持ちさせるためにも、ぜひ実践してみてください。

いろんなシミをとる方法

◆畳のしみをとる
お湯でしぼったタオルで目に沿ってこすります。しつこいしみは、洗剤をつけた歯ブラシで叩くようにし、きれいになったらお湯で拭いてさらに乾拭きします。油系のしみの場合はアルコールを染み込ませた布で拭きます。

◆じゅうたんのしみをとる
■インク・水性絵の具 水で濡らした布でつまむようにしてインクを吸い取ります。ある程度とれたら、お湯でしぼった布で拭き、乾いた布で水気をとることを何度かくり返します。落ちにくいしみのときは、の前に洗剤をつけた歯ブラシで叩くようにしてインクを浮き出させます。
■油 ティッシュか乾いた布で吸い取れるだけ吸い取ります。洗剤をつけた歯ブラシで叩くようにして浮き出させ、乾いた布でつまみとることを何度かくり返します。このとき、外から内に向けて歯ブラシを移動させます。お湯でしぼった布で拭き、乾いた布で水気をとることを何度かくり返します。
■しょうゆ、ソースなど こぼした直後であれば、お湯でしぼった布でくり返し拭くだけでとれます。マヨネーズなど油性のしみの場合は、「油」と同様にします。
■クレヨン・油絵の具 テレピン油をつけた歯ブラシで叩くようにして浮き出させ、乾いた布で拭き取ることをくり返します。テレピン油は揮発性なので乾拭きは必要ありません。
■チューインガム 氷を入れたビニール袋などを当てて冷やし固めます。固まったガムをヘラなどでこそげ取ります。残った分はベンジンで拭き取ります。

ソファーの汚れ(布張りソファー、イスの場合)

よごれの種類
落とし方
コーヒー、お茶、ミルク、醤油、
ソース、アイスクリーム
約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。それから、良く乾いた布で押さえて吸い取る。
ビール、果汁、マヨネーズ、トマトソース、卵、砂糖、ゼラチン、
ウィスキー等アルコール類
こぼした直後の場合は食塩をふりかけ、外側から内側へ向けて拭き取る。それから水を含ませた布で丁寧に拭き取る。
時間経過後の場合は約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。
それから、良く乾いた布で押さえて吸い取り、その後乾いた布で拭き取る。それでも、良く落ちない場合食用酢を三倍程度に薄めたぬ るま湯を、混ぜて攪拌した液を使い同様に処理する。
バター、マーガリン、
食用油等油脂類、ケーキ
ベンジン又はアルコールをラッカー薄め液で15倍程度に薄めた液を数滴垂らし、乾いた布で拭き取る。
これを数回繰り返す。その後約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を使用する。
ベンジンのシミが残った場合上記の液を霧吹きに入れて周りに吹き付けシミをぼかすことがコツ。
チューインガム、飴 ガムをつまみ取り、歯ブラシ等でこすって、取り除いてからベンジンかアルコールを使用しやわらかくしてからカッターナイフで削り取るか歯ブラシで取り除く。
化粧品、水性絵の具 ベンジンでおとし、約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。
それから、良く乾いた布で押さえて吸い取る。化粧品の種類によっては、全く効果 のない場合もありますので、ご注意下さい。
血液、汗 約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。
シミが黄変するので黄変後オキシフルを2,3滴落とす。その2,3分後濡れた布で拭き取る。早く行うのがコツ。
尿、体液、ペットの汚れ シミとその周りをぬるま湯でぬらし、食用酢茶さじ一杯に茶さじ三杯のぬ るま湯を、混ぜて攪拌した液を汚れた部分に垂らす。
完全に乾燥させた後約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。それから、良く乾いた布で押さえて吸い取る。
ボールペン、インク、
マジックインキ、ワックス
汚れた部分に除光液を垂らし、5,6分放置してから、乾いた布で吸い取る。
うまくいかない場合が多いので、専門家に相談されることを、おすすめします。
万年筆インク、染料 この汚れは複雑で非常に落としにくい。ぬるま湯で汚れを湿らせ乾いた布で充分に吸い取る。
その後約200ccのぬるま湯に台所用中性洗剤茶さじ1杯を溶かし攪拌し泡立てた液を含ませた布を少し強めに絞り、汚れた部分を拭き取る。それから、良く乾いた布で押さえて吸い取る。
この作業を数回繰り返す。なかなか効果は出にくい。染料系の汚れは、まず落ちないと、覚悟して行うこと。汚さない努力が大切。

壁のお手入れ
現在主流になっているリビングなどの壁は、ビニールクロスがほとんどで、あまり強くこするとだんだん壁がはがれてきます。
ですから洗剤を薄めたものを、スポンジに含ませて軽く拭いたあと水拭きするしか方法がありません。表面 が凸凹になっていない非発泡タイプなら、少しぐらい強くこすっても大丈夫ですが、どうしてもこびりついて取れない汚れはこの方法で。

1.洗剤の液ダレ防止に家具や床に新聞紙を敷く。
2.住まいの洗剤を熱いお湯で5倍程度に薄め、スポンジローラーを入れて染み込ませる。
3.ローラ−は上から下へかける。ひどい汚れはナイロンタワシなどでこする。
4.下から上に向かってブラシでこする。
5.壁全体が乾かないうちにきれいなタオルで水拭きしてから最後に空拭きを。もしこれでも取れないようなら、クロスを貼り替えるしか方法はありません。早めのお手入れが肝心です。

タバコは天敵?
やはり茶色っぽくなった壁の原因はと言えばタバコによる原因が一番です。タバコには、ニコチン、タールをはじめ約500種類もの成分がふくまれ、いろんな成分が混ざり合い汚れも単一ではありません。
できるだけ家の中で喫煙場所を決め、1カ所だけでもゆったりと吸えるスペースを確保すれば、吸う人も吸わない人もどちらの側からしても快適になるのではないでしょうか。

喫煙家に朗報?
いまタバコの煙を吸う繊維として注目されている「スモークリン」。
カーテンなどの布製品のほか、人工観葉植物に利用したものも販売されています。ニコチン、アセトアルデヒトを始めとするタバコ臭などを化学的に吸着して消臭します。
いまのところ、直接壁をきれいにする効果については解明されていませんが、煙を吸い取ってくれるという点では、一度試してみる価値がありそう。
価格は、カーテンが通常の素材の約1.5倍、人工観葉植物は30,000円程度で、デパートや量 販店などで販売されています。

その他のお手入れ
冷蔵庫
■ゴムパッキンの汚れ ゴムは痛みやすいので金属類は使わず歯ブラシなどでかるくこすり汚れを取った後、お湯拭きします。汚れがひどいときは洗剤をつかいお湯拭きしてください。カビが生えたときは、薄めた漂白剤で拭き、次にアルコールで拭いて水拭きします。

■庫内 冷蔵庫の内部は掃除を忘れがちですが、大事な食品を保管する場所ですから2週間に1度くらいは掃除を心がけたいですね。まず庫内の物を全部だして、上から下に向けて布で洗剤拭きします。次に水拭きします。扇風機の風を当てて内部を乾燥させて完了です。


カビのメンテナンス

カビの対策には頭を痛めている人が多いと思います。
カビは放っておくとますます繁殖し壁のシミにもなりますし、健康上よくありません。ここでカビについての説明をまじえて対策を考えてみましょう。

カビの生長
カビは胞子状態で空気中を漂いあちこちに移動できます。胞子の状態では目には見えませんが、空気中を飛んでいます。
室内に落ちたカビは、適当な水分と湿度があれば発芽し菌糸となり、わずかな栄養源があれば生長し、目に見える大きさの菌糸の集まりになり、菌糸上にあたらしい胞子を作ります。

緑や黒のカビの色は、十分に育った後にカビが作り出す色素や胞子の色で、カビが目に見える状態まで増殖しているということは、室内に胞子が撒き散らされていると考えてください。

カビの生えやすい湿度条件としてはカビは空気中の水分を利用して育つので、特に液体状の水を必要としません。またカビは、湿度の高低によって生えてくる種類が変わってきます。

好湿性カビは相対湿度90%から95%、中湿性カビは80〜90%、好乾性カビは70〜80%の時に生長します。
好湿性カビには、すすかび、あかかび、黒色酵母様菌、
中湿性カビには、こうじかび、あおかび、
好乾性カビにはレスツリクタスこうじかび、かわきこうじかび、あずきいろかびなどが有ります。

一般的に相対湿度が高いほどカビの生長速度は速く、生長できるカビの種類も増えます。

■どんなものにカビが生えやすいの?
住宅の材料には木材、紙、畳、塗料、ビニルクロスなど、有機素材が多く含まれ、これらのほとんど全てがカビの栄養源になります。家の中の有機素材に湿気があればカビは発生します。
カビの栄養源になる代表的なもの
(1)植物を主成分とする木材、ベニヤ板、布、紙、畳
(2)合成樹脂を主成分とするプラスチック製品、塗料、接着剤、塩化ビニルクロス、シャワー用カーテン
(3)有機素材と無機素材の混合物石膏ボード、塗り壁

※注意カビは、わずかの栄養源で生長し、住宅内の品物、化粧品や薬、革製品や繊維製品もカビが定着します。家具や美術品にもカビは発生します。また、米、小麦粉、麺類、干物、燻製、昆布、椎茸などの乾燥食品もカビの汚染を受けやすい のでご注意を。

■どんなところにカビは生えるの?
カビは、浴室、押し入れ、洗面所など、水を使ったり湿気のある場所に生えやすいものです。
また、暖房器具をフル回転した翌朝など、窓ガラスやサッシに結露が生じます。結露が発生し てその水分が逃げられない場所である壁面とクロスの間等にもカビは生えます。
この場合、クロスがコンクリートの壁面からはがれてしまうこともあります。
−カビが発生しやすい場所−
浴室73%
洗面所21%
押入れ20%
寝室18%
居間 16%
キッチン 14%
トイレ10%
下駄箱10%
タンス6%

■カビの防止について
カビ防止については、水分の除去、およびカビが菌糸状態で胞子ができる前に掃除をしてしまう ことが大切で、冬に結露ができたら乾いた雑巾で早めにふき取る事が大事です。
また、一般的には換気をよくすることが大切ですが、夏は外気の湿度も高いので、換気をしてもあまり効果 がない場合もあります。エアコンで除湿するのが良いでしょう。
それから、家の増改築で風呂場の外側に物置など増築した場合、換気を考えないと空気の入れ替えができなくなりカビの大量 発生となります。
木造の場合、木材がカビで腐ってしまい、家が弱ってしまいますのでご注意を。

■カビが生えてしまったら
浴室のカビは、かび取り用の洗剤や、塩素系漂白剤が効果的です。
また、クリームタイプのクレンザーを歯ブラシにつけてこするのも良いでしょう。塩素系漂白剤は酸性タイプの洗剤といっしょに使うと塩素ガスが発生するため、換気をするなど、取り扱いに気をつけましょう。
漂白剤をカビに塗布したら浴室からすぐに出ましょう。塩素ガスは空気より重いので、カビとり剤をまいてから、しゃがみこんで、床のタイルをブラシ洗いするなどは危険です。
方法としては、塩素系漂白剤を5倍ぐらい水で薄め、塗料用のコテバケなどを使って目地に塗り、浴室から退避するのが良いでしょう。スプレーするときは、活性炭入りのマスクなどを使い、吸入しないようにしましょう。
なかなか消えないカビには塩素系漂白剤の原液をティッシュペーパーに含ませ、5時間くらいはりつけておき、カビ取りが終わったらかならず水洗いをするのが良いでしょう。

ただし、タイル目地を掃除するときはタワシなどであまり強くこすらないようにしましょう。またトイレ・タイル用の酸性の洗剤もひんぱんに使うと目地をいためるので注意しましょう。

ビニルクロスやシャワー用カーテンなどは、漂白剤、洗剤を薄めた液体を使って雑巾を漬け,固く雑巾を絞り、カビをふき取りましょう。
その後消毒用アルコールを染み込ませた布で殺菌しながら拭きます。
表面だけのカビでしたら取り除きやすいのですが、内部まで食い込んでしまっていたら取れません。
早めの掃除が肝心です。 畳、押入れ、天井、壁についたカビは中性洗剤を薄めた液で雑巾を湿らせて拭きます。

次に消毒用アルコールを染み込ませて、殺菌しながら拭き取った後、よく乾かしてから掃除機をかけます。いきなり乾いた雑巾や掃除機を使用すると、カビの胞子が飛び散ってしまいよくありません。
また、カビ取り掃除をする際には、ゴム手袋を忘れずにはめましょう。 素手で掃除をすると、漂白剤や洗剤で手を痛めてしまいます。


ダニの駆除

◆ダニはどんな場所に出るか

ダニは地球上のあらゆる場所にいますが、人間の生活に影響を与えるダニとしては、
喘息や鼻アレルギーを起こすヒョウヒダニ、
人を刺すツメダニ、イエダニ、
疥癬を発生させるヒゼンダニ、
食品にわくコナダニ、サトウダニなどがあります。

[こんなところにいるダニ]
・ヒョウヒダニ、ツメダニは畳、じゅうたん、布団、ぬいぐるみなどに発生します。
・イエダニはネズミなどに寄生しています。・ヒゼンダニは人の皮膚に寄生し、接触、衣服などから移ります。
・コナダニは米、チョコレート、チーズなどに、サトウダニは味噌などにつきます。
・また、犬、猫などのペットに発生するダニもあります。

◆ダニの退治法

■畳のダニ
高周波、マイクロ派などを用い、畳の中心が50℃以上になる高熱で1時間乾燥させるとダニは死にますが、一般 家庭でこの方法は無理があります。これに代わるのは日干しです。ただし、畳のダニを日光で撲滅するには条件があります。気温が30℃を超える真夏の昼前から昼下がりまでのあいだ、コンクリートなど熱を持ちやすい場所に畳を水平に置き、しかもこれを2日にわたって行うことが必要です。そういう場所がないときは壁などに立てかけて干すしかありませんが、この場合は裏表を替えてしっかり干すことです。また、土の上は湿気を吸ってしまうので避けましょう。

■じゅうたんのダニ
じゅうたんのダニ駆除は大変です。床に貼り付けられているものはダニ退治が容易ではありません。とりはずし可能なじゅうたんなら、畳などと同様に高熱乾燥して叩くのがもっとも効果 的です。床に貼り付けられているじゅうたんは、静電気がダニを毛に吸い付けているので、帯電防止剤を散布して掃除機をかけます。専用の洗剤を使った水洗い法を行うときは、後で十分乾燥させないと逆効果 になる場合がありますのでご注意を。

■寝具のダニ
布団は、丸洗い、打ち直しするのが最良の方法です。簡単に出来るダニ退治法としては、日干しがあります。ただし、晴れた日に布団を外に干し叩いた後掃除機をかけても、ダニは半数ほどに減らせる程度です。同等の効果 がある方法としては、業務用の乾燥機での1時間以上の加熱があります。家庭用の布団乾燥機は、ダニに関してはあまり効果 がないようです。

■ぬいぐるみのダニ
洗えるぬいぐるみなら洗うのがベスト。できれば洗濯機で洗って下さい。洗濯機を使わなくてもダニは落ちますが、効果 は低くなります。洗えないぬいぐるみはビニール袋に入れて外から布団叩きなどで叩き、ダニや埃を表面 に浮き上がらせた後掃除機をかけます。この作業の前に日に干せばより効果的です。

■衣服のダニ
洗濯機で洗います。洗濯物がよく撹拌されるように、一回に洗う量を少な目にするのがコツです。また、洗い終わった衣類を畳の上などに置くと畳からダニが移ることがあるので注意が必要です。

■皮膚のダニ
皮膚のダニであるヒゼンダニに寄生されることは、疥癬症という皮膚病にかかったのとおなじことです。したがって、この場合は皮膚科の治療を受けることになります。身につけた衣類や寝具の洗濯も必要です。また、有機リン酸系の乳剤を撒いて床に落ちたダニも始末します。

■食品のダニ
加熱/80℃で1分加熱すればダニはほぼ死にます。冷凍/冷凍庫に1日以上入れておけばダニはほぼ死にます。乾燥/乾燥剤を入れて密封した容器のなかではダニは生きられません。
ただし、卵は生きている場合があります。水洗い/ダニは食物の内部にまで入り込んでいることは少ないので、ほとんどの場合水洗いで駆除できます。
■ペット
硫黄剤をいれたお湯で入浴させます。ひどい場合には獣医に相談しましょう。


掃除機の利用
畳やじゅうたんに限らずさまざまなものの表面についたダニをとるのに掃除機は有効ですが、粉になったダニの糞が排気口から出て室内にばらまかれてしまうという問題点もあります。
ダニの糞はアレルギーの原因になるので、掃除機の使用も集塵袋を2枚3枚重ねるなど工夫が必要です。また、ゴミが溜まった状態に掃除機はダニの糞を放出することが少ないので、ダニ退治は集塵袋を交換する直前にするという手もあります。

殺ダニ剤
市販されている殺ダニ代は、たとえば「イエダニ用」と書かれているものはイエダニには有効ですが他のダニには効かない場合があるので注意が必要です。くん煙式のものは畳の内部にいるダニには効きません。畳に注入する方式のものも、薬剤が行き渡る範囲に注意しましょう。

◆ダニの予防
家に住むダニは高温多湿を好みます。逆に、温度が上がりすぎないようにして湿気対策を万全にすればダニは防ぐことができます。
それには換気を頻繁に行い、湿気が多い場所には湿気とり剤を置きます。

畳、じゅうたん、寝具などはこまめに日に当てましょう。畳の上にじゅうたんを敷くのは禁物です。掃除を欠かさず、衣類もまめに洗濯して清潔な生活を心がけることも重要です。
またダニは刺激臭を嫌いますので、たんすには防虫剤を。 夏のあいだ旅行で留守にし家を閉め切っておいたせいでダニがわいたという話をよく聞きます。

エアコンをつけっぱなしにしておくのはお奨めできる方法ではありません。できれば床下換気扇をつける、壁の断熱材を厚くして室温が上がらないようにするなど建物自体の改造をしたいものです。


省エネ編

ちょっとした日頃の気遣いが大きな省エネにつながります。電化製品を上手に利用しムダをはぶきましょう。

■掃除機
集じん袋(掃除機の中のゴミ袋)にゴミをためたままにしておくとモーターの負担が大きくなり故障の原因となり大きな電力のムダになります。いつもきれいにしておきましょう。

■洗濯機
洗濯物は、容量の80%を目安に入れ、それ以上の超満タン状態だと機械的に無理が生 じ、電力も消費しますのであまり無理な使い方はやめましょう。

■冷蔵庫
冷蔵庫の開閉時間を10秒から20秒にすると、約3%〜4%余分の電力を消費します。 また、麦茶など熱い状態のまま入れると庫内の温度が上がり、元の温度になるまで扉を あけっぱなしと同じくらい電力を消費しますのでなるべく熱をさましてから入れましょう
。食品の詰めすぎにも要注意で、冷凍室で容量の50%、冷蔵室で60〜80%ぐらいの量 にしておきましょう。庫内の通気性が悪くなると、4〜5%の、ムダな電力を消費します。

■エアコン
適切な温度調節を心がけて、室温設定として夏場の冷房時は28℃、冬場の暖房時は19 〜20℃が目安です。フィルターは、2週間に一度の割合でそうじして下さい。
ほこりで目がつまると、一ヶ月で10%程の効率ダウンとなります。使用時は、遮光カーテンなどを利用して省エネ効果 を高めましょう。

■テレビ
リモコンで切っただけでは主電源のスイッチは入りっぱなしです。一日10時間主電源を切っていると、年間で8〜10kWhの省エネになります。
又、画面の明るさと音量を最大時にした時と比べると、約24%の消費電力が違ってきま す。なるべく適度な明るさと音量で使用し、ほこりがつかないように掃除をし、テレビの上に物 を置かないようにしましょう。


 

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