浄化槽には単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の2通りがあります。
単独処理浄化槽・・・し尿(水洗便所汚水)だけを単独で処理する浄化槽
単独処理浄化槽は処理能力が合併処理浄化槽の約8分の1程と著しく低く、行政側の指導としても合併処理浄化槽を進めており、平成13年度の法改正では新設許可がおりないとされています。
合併処理浄化槽・・・・・し尿と生活雑排水を併せて処理する浄化槽
合併処理浄化槽の性能は、*BOD除去率90%以上、処理水質BOD20mg/L以下です。
これは大規模な公共下水道の終末処理施設と同等な性能を持っています。
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佐賀県では合併j処理浄化槽を設置するときに、設置補助金が出る場合があります。
各市町村で補助限度金額が違いますので、各市町村にお問い合わせ下さい。
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昭和40年代以降、トイレを水洗化するために、し尿を処理する浄化槽(単独処理浄化槽)が急速に普及しました。
しかし、単独処理浄化槽では、水質汚濁の最大原因である生活排水はそのまま流されています。又、浄化槽の性能の面 でも、環境保護の観点からは不十分であると指摘されるようになりました。
こうした時代の要請で開発されたのが、し尿も生活雑排水も併せて高度に処理する合併処理浄化槽です。
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