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ソーラーシステム(太陽光発電)

ソーラーシステム(太陽光発電)に関心が高まっていますが、環境問題や地球温暖化問題と共にやはり経済的にもソーラーシステムに関心が高まっています。
ソーラーシステムというのは、文字通り、ソーラー(太陽電池)を使って太陽の光で電気を起こすことですが、ここでは太陽エネルギーの利点とソーラーシステムの原理について、簡単に説明してみます。




太陽エネルギーの利点

 

無限のエネルギー
今までのエネルギー源と違って無限のエネルギーで、基本的には無料です。

場所を選ばない
太陽エネルギーは日射量の地域差はあるものの地球上のどこにでも日射があり、どの地域でも利用可能なエネルギーで、石油系燃料などの戦争による供給不安や価格の上昇 などの弊害がありません。

環境にやさしい
今までの化石燃料や原子力エネルギーと違い環境汚染の心配がないエネルギー源です。
ソーラーシステムを導入した場合集熱面積1平方メートル当たり年間150〜230kg程度の炭酸ガス節減効果があります。

膨大な供給量のエネルギー
太陽の放射エネルギーは、地球に降り注ぐエネルギーを全部集めると約1時間で全世界で消費される年間エネルギーの倍近くの量に匹敵する程大変膨大なものです。



ソーラーシステムの原理

ソーラーシステムは、「独立型」と呼ばれる太陽電池の原理で起こした電気を自分で電池(自動車用バッテリーなど)に蓄え、パネルを買い足してだんだん発電量を上げるなどして照明器具などに使えます。
ただし電気は直流で一般家電製品に使うためには、インバーターを使って交流に変換しなければ使えません。
また、住宅設備メーカーが販売している「系統連系型」(下記参照)は、起こした電気をインバーターを通して交流に変換し、電力会社の電線に接続し、日中、太陽光発電による発電量が家での消費量を上回っているときは、余剰電力を電力会社に買い取ってもらい、雨の日や夜間など発電量が少ないときは、不足する電力を電力会社から通常通り購入することになります。


住宅用太陽光発電系統連係システム

電力会社との系統連係で、余った電気は電力会社に売り、雨天時や夜など発電量 が少ない ときは、今まで通り電力会社から買うことが出来ます。
太陽光発電システム]を設置すること により電気代を安くすることができます。



グラフによる売電予想図

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